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SEO対策ってなんで必要なの?

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Webhit 編集部

SEO対策って、なんで必要なのでしょうか。

大澤 要輔

そうですね、ではBtoCで例えましょうか。

大澤 要輔

焼き鳥と日本酒が美味しい居酒屋があるとします。「焼き鳥 日本酒
居酒屋」で検索をすると無数の飲食店が出てきますよね。

大澤 要輔

SEOというのは、Googleの検索結果の上位をとるための対策です。
そもそも上位をとれていないと知ってもらえないという話で、上から3位までが理想的ですけれども、せめて1ページ目くらいにいないと、ほぼ
アクセスって無い
んですよ。

Webhit 編集部

確かに…

大澤 要輔

1ページ目というのは、10位以内くらいのことを言います。
例えば、店舗の名前を覚えていなかったとしましょう。ただ焼き鳥と
日本酒が美味しい居酒屋さんだったことだけは覚えているとします。

大澤 要輔

「今度前に見たあのお店に行きたいな。でも名前を忘れちゃった。なんだっけ?」と思って調べて出てこないとどうなるでしょうか。
せっかく1回知ってもらえたのに思い出せないので、来店してもらえなくなるんですよね。

大澤 要輔

そういった理由から、

・お客様が店舗の行き方や予約方法などの情報を知りたいと思ったときにSEO対策をしていない
・同じような業態のお店に対してSEOで下位にいる


このような場合は、競合に負けちゃうんです。

大澤 要輔

お客様に知ってもらう機会が減るので、来店が減る、売上も減る
という感じですね。
SEO対策はそういった面でやったほうがいいですよね、という話です。

Webhit 編集部

なるほど、どの企業もやったほうが良い対策なんですね。

大澤 要輔

そうですね、BtoBであっても同様です。
例えば、法人向けのポケットWi-Fiがあるじゃないですか。
「法人 ポケットWi-Fi」で調べるのですが、検索に出てこないときって、基本的には検討すらされないんですよ。

大澤 要輔

例えば、自社の名前や、自社のサービス名をどんぴしゃりで調べられたときに、いわゆる指名検索であれば出てくると思うんですけど。

大澤 要輔

さっき言ったように、「法人 ポケットWi-Fi」だけで検索に出てこないとなると、調べた人の視界からは消えてるんです。
ですので、当然社内の稟議や比較検討に載ることはないので、お客様に選ばれる回数も減るわけです。

Webhit 編集部

そうですよね。検討に入らないのが一番ダメですよね。

Webhit 編集部

SEO対策って結果が出るまで時間がかかるイメージがあるんですが、どう育てていくのがいいのでしょうか?

大澤 要輔

鉄則として、自分たちの都合でSEO対策をすると基本的には大コケしてしまいます。

Webhit 編集部

それは、例えばどのような都合で…?

大澤 要輔

例えば、問い合わせ獲得の目的でSEO記事を作ったとしても、

・記事の中がボタンだらけ
・Webサイトからの離脱を防止するため、ポップアップを消す方法が極端に分かりにくいことが原因でサイトから出られない


など、問い合わせを獲得したいがために、最初からこれらのような
ユーザー目線を無視した施策をしてしまうとコケちゃいますね。

Webhit 編集部

ユーザー的に使いづらいと上手くいかないということでしょうか。

大澤 要輔

そうです。
「このサイト使いにくいな」って思われたら二度と来てもらえないんです。

大澤 要輔

一般的に考えて、使いにくいサイト・セールスばかりしてくるサイトで情報収集しないじゃないですか。
そうなると、本来アクセスしてくれるはずのユーザーを逃がすことになりますし、そもそも問い合わせを増やすためだったのに、アクセスを
獲得できないことで、問い合わせも得られないということになります。

大澤 要輔

ですので、まずやらなければならないこととして、

・サイトやページを見てくれている人が使いやすいかどうか
・お客様が知りたいことを提供できているか


ということだけを考えて作るほうがいいです。

大澤 要輔

うちのメディアも、かれこれ1年半くらい経ってますが、セールスを考えて構成が崩れないようにするために、意図的にコンバージョンポイントを作ってないですからね。
これからコンバージョンポイントは作りますが、それもユーザー目線で使いやすさが損なわれないように細心の注意を払います。

Webhit 編集部

確かに、そういうものが急に出てくると「わ!なにこれ!邪魔!」ってなったりしますもんね。

大澤 要輔

はい。
企業側が最初から「記事を書いたんだから問い合わせが取れるはず」という期待値でいると、問い合わせが取れないときにイライラして、
先ほど説明したような過剰なセールスをやってしまうんですよね。

大澤 要輔

だからこそ、弊社ではわざとコンバージョンポイントを設定しないで、お客様のために記事を作ることしかやってないんです。

大澤 要輔

実際に、それでSEOの上位が取れた、アクセス数が伸びたっていう経験があれば「お客様のためにあれだけやったから伸びたんだ」とわかった状態でコンバージョンポイントを設定するので、泥沼にハマるような
やり方をしなくて済みます。

Webhit 編集部

なるほど。SEO対策はまずそれが大事ということですね。

大澤 要輔

そうですね。
結果が出るまで時間がかかるので、コストがすぐ回収できないことを
前提としてやる
んです。

大澤 要輔

これが、大手のように「月100記事出せます」というのであれば、
結果を出すまでの期間を短くできるんですよ。
コンテンツの投下量・検証量が違うので。

大澤 要輔

ですが、一般的な中小企業においてはSEO記事を無限に改善できるわけでもないし、毎月のコンテンツ制作も自分たちでやる場合は時間に、外注する場合はかけられるコストに限界がありますから、どうしても時間はかかってしまいます。

Webhit 編集部

そういうことですね。

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この記事の執筆者・監修者

大澤 要輔のアバター 大澤 要輔 『Webhit(ウェビット)』編集長

【プロフィール】
マーケティングメディア『Webhit(ウェビット)』の編集長。運営元の株式会社FlyEde 代表取締役を務める。中小企業経営者へのコンサルティングは累計3,000回以上。Webマーケティング × 組織構築 × 人材育成の3つの領域を中心に、年商5,000万円~数億円前後の領域で売上を伸ばす仕組みを構築。

【保有資格】
上級ウェブ解析士
Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Google広告 各種資格
Yahoo!広告 各種資格

目次 ー この記事で分かること ー