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直帰率を改善したいときは、どんな施策をしたらいいの?

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Webhit 編集部

WebサイトやLPもそうですが、直帰率を改善したいときはどんな施策をしたらいいのでしょうか。

大澤 要輔

直帰率の改善を何のためにやるのかで少し違うんですが…。
そもそも直帰率って何かという話で、厳密には、計測するツールに
よって定義が違ったりするんです。

大澤 要輔

基本的には、何かしらのページに入って、別の内部リンクに飛ぶことや問い合わせをするといったアクションを起こさずに、そのサイトや
ページから出る、離脱する状態
を直帰率といいます。

大澤 要輔

ちなみに離脱率は、公式サイト内の別ページに出ていくことをいいます。

ですので、離脱率とどう違うかというと、
公式サイト内のAページからBページに移動するということはAページにとっては離脱なんですよ。

直帰率の場合は、そのサイトから出ちゃう状態です。
Google検索から何かのページに入って、そこからすぐ出てしまうこと
を指しますね。

大澤 要輔

直帰率を改善しているときって、大別すると、

・そのページ自体でコンバージョンを起用させるために直帰率を下げたいのか
・公式サイトのPV数を上げることが目的になっていて、サイトの中の
回遊率を上げたいのか

によって変わるかなと思いますね。

大澤 要輔

あとは、例えばそもそも直帰率を改善しなくていいページがサンクスページなんですよ。サンクスページは直帰率が高くて当たり前なので。

Webhit 編集部

確かに。

大澤 要輔

でも、そこで直帰してもらうのはもったいないという考えがあって、
PV数を増やすための改善施策としては、例えば資料ダウンロードのサンクスページだとしたら、

・弊社ではこういったセミナーをしています
・こういったお役立ち資料もぜひダウンロードしてください


といった形でいくつか並べれば、そこに戻ってくるので、直帰率を下げられるかもしれません。
直帰率を下げる優先度として、そういったページもあります。

大澤 要輔

あとは、コンバージョンを求める場合とPV数を求める場合で、やり方がちょっと違うんですね。

大澤 要輔

コンバージョンを求める場合の直帰率というのは、「そもそも直帰してしまっているのは何故なのか」なんですよね。
何のアクションもしていない、アンカーリンクを踏むこともない、みたいな状態なので、あとはサイトの中のどこで直帰しているのか。

大澤 要輔

そのページの中の直帰率を改善してコンバージョンに繋げたいというパターンはLPによくあります。

大澤 要輔

そのときは、まずヒートマップが入っていればそこをもう一度見ます。ファーストビューの直後に直帰率が高いとなれば、お客様にそのメッセージが刺さっていないんですよ。

大澤 要輔

何もアクションがなく単純に帰るのであればメッセージが刺さっていないので、ファーストビューを変える必要があります

ペルソナがおかしいのか、メッセージが別方向にいっちゃっているのか、お客様の感情を捉え切れていないんですね。
まずそこから直さなければなりません。

大澤 要輔

もう一つが、PV数を増やす文脈の直帰率改善です。
PV数をどれくらいにしたいのかにもよりますが、結局回遊してもらわなければならないので、トップページからどう動くのが良いのかお客様にとって都合が良いのかを考えます。
それに必要なCTAボタンを設置していくのが基本的には必要かなと。

大澤 要輔

最近ではデザインにこだわりCTAボタンがわかりにくいものもありますが、そういったところをまず見ると良いですね。
UIやUXを見るのが最優先事項かなと思います。

Webhit 編集部

なるほど。
公式サイトのPV数を上げるために直帰率を回転させる場合、PV数を
上げると、具体的にどういったメリットがあるのでしょうか。

大澤 要輔

PV数を上げることを目的にしている場合、おもにメディアとかなんですが、このサイトの中でいろいろなコンテンツを見てくれるようになるんですね。
そうなると、そのサイトの中のコンテンツをたくさん表示してくれているメディアに対して、お客様からののファン度が上がりやすくなります。リピーターになってくれる確立が高くなるんです。

大澤 要輔

将来的にどこに繋がるかというと、セミナーやお役立ち資料をダウンロードしてくれる可能性のある母数がどれくらいだ、という話です。
来てくれた人のうち何%がダウンロードしてくれるのかということも考えなければならないので。

大澤 要輔

母数のユーザー数が増えるんですよ。
新規が来てリピーターが増える、総ユーザー数が増えるのでベースアップに繋がるということです。

Webhit 編集部

そういうことですね。
母数が増えると、施策を立てるときにも数値として挙げやすいという
ことですね?

大澤 要輔

そうです。
それもありますし、最終的にはそこから問い合わせが1件2件増えていくと、売り上げも立ちやすくなりますね。

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この記事の執筆者・監修者

大澤 要輔のアバター 大澤 要輔 『Webhit(ウェビット)』編集長

【プロフィール】
マーケティングメディア『Webhit(ウェビット)』の編集長。運営元の株式会社FlyEde 代表取締役を務める。中小企業経営者へのコンサルティングは累計3,000回以上。Webマーケティング × 組織構築 × 人材育成の3つの領域を中心に、年商5,000万円~数億円前後の領域で売上を伸ばす仕組みを構築。

【保有資格】
上級ウェブ解析士
Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Google広告 各種資格
Yahoo!広告 各種資格

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