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競合が広告やSNS・SEOをやって上手くいっているらしいけど、自社でもやる必要があるのか?

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Webhit 編集部

今回は、
競合が広告やSNS、SEOをやって上手くいってるらしい…と聞き、自社でもやる必要があるのか悩んでいらっしゃる方に向けてインタビューできたらと思います!

大澤 要輔

はい、よろしくお願いします!

目次 ー この記事で分かること ー

広告・SNS・SEOの施策はやるべき?

Webhit 編集部

競合が広告やSNS、SEOやって上手くいってるらしい…
という時に、競合を参考に自社でも広告などの施策をやっていく必要があるのでしょうか?

大澤 要輔

まず、「競合が広告やSNSで上手くいっている」ということなので、結論から言うとやった方がいいですね。

ただ丸パクリは駄目ですねっていうのが答えですかね。

やった方がいいっていうのは、同じ業種で広告やSNS・SEOに取り組んでいて、競合が上手くいっているのであれば、やり方によっては勝ち筋があるっていうことですね。

競合がうまくいってる=自社も成功する、は間違い?

大澤 要輔

要は集客できるっていうことが分かっているので、何もしないより絶対にやった方がいいよねっていうのは間違いないです。

ただ、競合がやっているものを、どんどんパクるとか、真似すればいいのかっていうとそれは違いますということですね。

大澤 要輔

もちろん競合のやっている事で良いところを参考にするのはいいと思いますが、全く同じようなことを言ってみたり、全く同じようなデザインにしてみたりっていうのはそもそも相手側からもクレームが入る可能性もありますし、ビジネス上の慣習としてもあまり良くないです。

大澤 要輔

それに加えて、仮に全く同じ出し方をしたとしても、いわゆる競合がなぜその出し方をしているのかっていうのは何らかの意図があるはずなんですよね。

その競合の会社の強みや、その競合の会社が独自で持っているもの、色々なものがあって、結果的にそれに落ち着いているということの方が多いので。

大澤 要輔

なので、それを見てうちもやってみようって、同じように出したところで上手くいかないんですよね。
というのは、競合にはあっても自社にはない強みがあったりするので、丸パクリしたり、全く同じように出すのは違うと。

同業他社の成功事例を参考にする際の注意点

大澤 要輔

じゃあどうすれば良いのかに関しては、結局自分たちの強みや、お客様に対して提供できるものって何だろうねっていうところを突き詰めてやるしかないんですよね。

なので、「お客様に提供できる価値で競合に対して優位性のあるものが出せない」のだとすると、例えば競合は広告で上手くいっているからといって自分たちも広告をやったところで、正直なところ、別に上手くいかないですね。

大澤 要輔

強みはないけど、競合が同じ業界で上手くいっているんだから上手くいくでしょ!っていうのは、それは魔法を求めているだけの話なので。

それでは絶対に上手くいかないですね。
お客様を獲得するのはそんなに簡単じゃないので。

大澤 要輔

「自分たちは何が提供できるんだっけ?」
「どのようなお客様に何を感じてもらって、何を良いと思ってもらって、お客様にどのような気持ちで問い合わせをしてもらうんだっけ」
っていうところまで自分たちで考えて設計できていれば、広告やSNS、SEOでの集客をやっていけるかなとは思うのですが。

大澤 要輔

ただ丸パクリするだけであれば、逆効果の方がほとんどなので、あまりやらないほうが良いですね。

Webhit 編集部

そういうことですね。
上手くいってるからって、ただ取り入れるだけでは、なんの意味もないんですね。

大澤 要輔

なんの意味もないですね。

競合の意図を読み解く!マーケティング施策の裏側を分析する方法

Webhit 編集部

なるほど。
広告などの集客で、競合が上手くいっていた場合に、なぜ上手くいっているのか、その分析の仕方とか、先ほど競合も何か意図があってやっているという話があったと思います。

その意図をどうやって汲み取るかという見方はあるのでしょうか?

大澤 要輔

そうですね。
意図を見ていこうと思った時、例えば広告だったら、コンバージョン
ポイントをどこに設定しているのかということが、意図を汲み取る
一番最初のステップだと思います。

コンバージョンポイントから読み解く「意図」

Webhit 編集部

コンバージョンポイントにはどのようなものがありますか?

大澤 要輔

例えば、

・問い合わせを取ろうとしているのか
・資料をダウンロードしてもらおうとしているのか
・セミナーに集客しようとしているのか


これらによって、全然意図が違うわけですよ。

大澤 要輔

直接問い合わせにということであれば、いわゆる商談数をしっかり作りたいんだろうなということなのだと思うので、商談を作りたいという
意図のもと出しているのが、LPや広告での内容ということになります。

大澤 要輔

「このようなメッセージを出せば、お客様が商談に至る可能性が高い」

と思って出していて、その流れが上手くいっているのだとすれば、そのメッセージが刺さっていて、お客様が実際、商談に足を踏み入れてくれるということになるのです。

大澤 要輔

そのように、お客様が結局何をゴールにして、そのためにどのような
意図で、どのようなメッセージを出しているのか
、みたいなことを見に行くというのがまずは一番いいのかなと思いますね。

Webhit 編集部

ゴールを見るのですね。

大澤 要輔

はい。なので、そのコンバージョンポイントというゴールの点を見て、
そこから、そこのコンバージョンに至る動線を全部明らかにしていき
ます。

大澤 要輔

どこで何を魅力的に思ってもらって、最終的にどのようなメッセージで最終的にコンバージョンをしてもらうように動いているのかというようなことがわかれば、意図が分かるという感じですかね。

目的が違えば施策も変わる!参考にする際の見極め方

Webhit 編集部

そもそも自分たちとゴールが違うから参考にしても意味ないなってこともあるのでしょうか?

大澤 要輔

目指すところが違った場合、コンバージョンポイントが違った場合に全く参考にならないかっていうと、そんなことはありません。

例えば、LPの中で直接の問い合わせを取ろうと思って、「選ばれる理由」みたいなものを要素として入れたというような場合。

大澤 要輔

LPの中にも色々な要素がありますが、ただその中でこの選ばれる理由が入っているのであれば、要はそのLPにその要素が入っていることでお客様が問い合わせに至る確率を上げられるということでもあります。

大澤 要輔

例えばLINEの登録を集めたい、セミナーの参加者を集めたいっていう時に、「こんなお声をいただいてるから、このLINEにみんな登録してるん
だよ」みたいなことですね。

「実際にLINEに登録した方から、このような声をいただいているんですよ」
「このような部分でお客様に喜んでもらえているから、私達は選ばれているんですよ」
みたいな見せ方とか。

大澤 要輔

セミナーの集客であれば、「このセミナーに参加すべき理由」みたいなところで、「セミナーのコンテンツの中身」の話をしたり、「セミナーが期間限定の開催になっています」みたいな話をしたり。

選ばれる理由の形を少し変えて、他のコンバージョンポイントの時でも、LPの内容やメッセージに使うっていうことができるので、そのような使い方をしていただくと良いのかなと思いますね。

Webhit 編集部

要素を参考にするのですね!

そもそもなにをやったらいいか分からない場合は?

Webhit 編集部

ちなみに…そもそも、自分の会社が何をやったらいいのか分からないのだけど…っていう時はどこに相談するのが良いのでしょうか…?

・競合が広告をやって上手くいってるけど、果たして自分たちはやった方が良いのか
・自分たちで判断ができない時、一番先にどこへ相談するか
・何かやった方が良いことが他にあるのか


とか…。

大澤 要輔

それで言うと、手前味噌ですが、弊社みたいなコンサル会社にご相談
いただく
のが一番シンプルではあるのかなと思っています。

大澤 要輔

例えば、もう少し距離の近いものでいうと広告代理店もあるのですが、広告代理店だと、基本的には広告として売れるかどうかっていう観点では見ていただけると思うのですが、競合がSNSをやって上手くいってます、SEOで上手くいってますという場合に判断ができないんですよね。

大澤 要輔

逆に、SNSに特化しているマーケティング会社、SEOに特化している会社に行くと、それぞれがそれぞれのポジションの考え方で見ていくので、要は一気通貫で全体のマーケティングや売上っていうところまで
考えた流れを組むのは、なかなか難しい
というのが現状なんですよ。

大澤 要輔

じゃあどうしたらいいのかっていうところで、いわゆる弊社のような、マーケティング全体のコンサルをやっているような会社ですね。

であれば、広告であれ、SNS・SEOであれ、「事業的にこのようなところで売り上げを作りたい」というものがあるのならばその中で、広告っていう手段は果たしてどうなのか、SNS・SEOという手段はどうなのか…
っていうのを全部フラットに見る
ことができます。

大澤 要輔

ですので、フラットにそのような評価ができるっていうことで言えば、コンサル会社さんの方が一定程度フィットするのかなと思いますね。

Webhit 編集部

なるほど。総合的に見てもらえるところにお願いするのが良いっていう感じですね。

大澤 要輔

そうですね。
少なくとも最初の相談はした方が良いでしょうね。
そこで必ず契約しなくてはいけないっていうことはないので。

相談して帰ってきた内容が、この会社にもう少し相談したいなと思えるような内容であれば、そこは一緒にやってもらえばいいと思いますし、逆にそうでなければ、別に無理に契約する必要はないと思いますし。

Webhit 編集部

なるほど。まずは、相談してみるっていうことですね。

まとめ

Webhit 編集部

今日はお話いただきありがとうございます。
最後に、この記事を見てくださっている方に一言お願いできればと思います。

大澤 要輔

はい。
基本的に、競合がやっているからといって取り入れるのは、もちろん良いことなのですが、ただ適当に「どんどん真似しよう」と、安直にやりすぎても上手くいかないことの方が多いので、それは一旦待ったをかけた方がいいかなと思います。

大澤 要輔

その競合は、どのような意図を持ってその集客の仕方をやっていて、そのうちどれが上手くいっているんだっけ…みたいなことを確認してあげるっていうのが、まずは一番やるべきことかなと思います。

ただ、それを自分たちでやるにしても、結局どのようにやっていけばいいか分からないということであれば、一定程度フラットに評価してみることができる弊社のようなコンサル会社みたいなところにご相談いただくのが一番いいんじゃないかなと思いますね。

大澤 要輔

相談して必ず契約しなきゃいけない、というものではないので、そこは気軽に無料相談等を上手く使っていただけたら良いのではないかなと
思うんです。

大澤 要輔

競合がそれをやって上手くいってるというところにアンテナを広げられているのはすごいことなので、それはぜひ続けてほしいですが、だからといって必要な資金を使って、やっていることの全てを真似するようなことや、同じようなことをやり続けるということは、あまり推奨でき
ない
ですね。
何かお困りのことがあれば、ご相談いただけたら良いかなと思います。

Webhit 編集部

ありがとうございました!

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この記事の執筆者・監修者

大澤 要輔のアバター 大澤 要輔 『Webhit(ウェビット)』編集長

【プロフィール】
マーケティングメディア『Webhit(ウェビット)』の編集長。運営元の株式会社FlyEde 代表取締役を務める。中小企業経営者へのコンサルティングは累計3,000回以上。Webマーケティング × 組織構築 × 人材育成の3つの領域を中心に、年商5,000万円~数億円前後の領域で売上を伸ばす仕組みを構築。

【保有資格】
上級ウェブ解析士
Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Google広告 各種資格
Yahoo!広告 各種資格

目次 ー この記事で分かること ー