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地元の顧客に対してアプローチしていきたい!Webだとどんな方法がある?

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Webhit 編集部

地元の顧客に対してアプローチをしていきたいんですけど、Webでは
どのような方法でアプローチしていけばいいですか?
また、どのような方法がありますか?

大澤 要輔

まず、地元の顧客ということなので、前提として、一定のエリアの商圏を持ってお仕事をされているビジネスを想定します。

大澤 要輔

例えば飲食店であれば、お客様が来てくれる範囲ですよね。
大体どのくらいの範囲から来てくれているのかということを考えながら施策を決めなくてはいけないかなと思います。
そこでまず最初に考えるべきは“広告”ですね

大澤 要輔

まず一つはSNS広告です。FacebookやInstagram、TikTok、X(旧Twitter)などのSNS広告と、もう一つキーワードのボリュームがしっかりあることを前提でいくならば、リスティング広告が一つの手かなと思いますね。

大澤 要輔

例えば、エリアの名前と和食やラーメンといったジャンルなど、
いろいろなキーワードで検索をGoogleマップなどですると思います。

大澤 要輔

地元に住んでる人が「ラーメンを食べたいな」と思ったら、Google
マップでラーメン屋さんを調べたりすることもあるので、そうなるとGoogleマップの施策をしなくてはいけないです。
Googleビジネスプロフィールの運用が二つ目の施策になると思います。

大澤 要輔

また、Webでアプローチをしたいということであれば“SNSの運用”ですね。
それだけ聞くと、商圏は関係ないという話になりますが、運用をして
いると、当然ながら各種SNSで
「この店舗の商品やサービスが良いよね」
「気になるから、ここの店舗に行ってみたいよね」
みたいなものが形成されていきます。
それらを上手く運用することで、商圏を超えて外からお客様が来てくれることがあるんですよね。

大澤 要輔

ラーメン屋さんで例えるなら、駅前に店舗があったとして、その駅で
乗り降りをする人や駅近辺に住んでいる人は商圏の範囲内だと思うのですが、仮にそのラーメン屋さんがSNSの運用をしっかりやっているとします。

大澤 要輔

「住んでいる場所から30分くらい離れた駅だけれど、どうしてもこのラーメンを食べに行きたい」のようなことで動く人がたまに出てきたりするんです。
そのように、商圏の限界を超えられる可能性があるので、SNS運用は
やっておいた方が良いのが一つ。

大澤 要輔

また、Googleマップではなかなか伝えにくいけれど、特にTikTokやInstagramにあるリール動画では物事を伝えられるというところも良い
ですよね。

大澤 要輔

もちろん、広告で動画を使うこともできますが、PDCAを回そうとするとコストがかかりすぎてしまいます。

中小企業にとってはあまりお財布に優しくないので、あえてそこは除外しますが、動画やSNSの運用の中で、
「今回新しくこういう商品を作りました」
「お客様からこういうものをいただきました」

というものを次々載せておくと、お店の雰囲気が伝わりますよね。

大澤 要輔

「テレビで紹介されたレストランの料理が凄く美味しそうに見えたので行ってみたい」と興味を持った経験が、皆さんにも一度はあると思い
ます。
今は、同じようなことがSNSを使って自分たちでできる時代なので、やらないのは全くもって損です。
SNSの運用は、ぜひ採用すべき施策だと思いますね

大澤 要輔

最後に、これは業種によって使える使えないがありますが、
例えば飲食店であれば、

・食べログ
・ホットペッパー
・一休


など、いわゆるポータルサイトに登録するのがおすすめです。

大澤 要輔

何故かというと、それらを目的としたさまざまなユーザーが見に来るからです。
要は、そこに登録しておくと、食べログであれば飲食店を探している
人が見に来ますよね。
わかりやすく例えるなら、魚のいる池で釣りをするようなことです。

大澤 要輔

魚がいない池で釣りをしないのと一緒で、そこに魚になる人たちがいるのであれば、釣り糸を垂らすのは妥当なことですよね。
そういう意味でもポータルサイトは利用したほうがいいです。

大澤 要輔

他にもオフラインの施策など、細かく言えばきりがありませんが、
基本的にWebで何かやろうかなと思ったら、このあたりの話から進めていくのがよいかと思います。

Webhit 編集部

なるほど。
今お話いただいた全てをやるのが理想かと思いますが、まず何か一つ
始めるとするなら、一番やったほうがいいのはどれになりますか?

大澤 要輔

それは、店舗がオープンしてどれくらい経っているかにもよります。
例えば、これからオープンする店舗で商圏内のお客様に知られていない状態でしたら、まず広告からやらなくては駄目ですね。
オフラインやポスティングを含めて、そこから始める必要があります。

大澤 要輔

お店の存在自体を知られていないのは、そもそも話にならないんです。何かニーズがあっても調べられませんし、ポータルサイトにも無料プランと有料プランがあるので、お客様に認知してもらわないといけない
タイミングでは、少々コストをかけてでも有料のプランを選んで、
それらに力を入れた方がいい
と思います。

大澤 要輔

一方で、オープンしてからある程度期間が経っていて、店舗の存在も
一定程度認知されている状態だけれど来店数が少ない状態であれば、

単純に広告を打つだけではお客様が来ません
お店の存在を知っているけれど行かない、それには何か理由があるん
ですよ。

大澤 要輔

そもそも、そういうものを食べたいというニーズが喚起されていないのか、似たような商品の店が他にあってそちらの方に行っているのか。

Bのお店に行く人が多いとすると、Aのお店には行こうとしなくなるわけじゃないですか。
直接競合と比較されて、お客様が動かない、来てくれないというパターンがあるかもしれないですし、間接競合の影響を受けている可能性も
あり得ますよね。

大澤 要輔

今日のランチを選ぶときに、「ハンバーグもあるし、イタリアンもあるし、ラーメンもあるし」となった場合、そこでラーメンが選ばれない
理由が何かあるはずなんですよ。
ですので、そのあたりの理由について仮説を立てて、それに対してより効果的にアピールできる場所はどこかという感じで動くといいですね。

大澤 要輔

施策的に言うと、自分たちが競合に負けている場所をしっかり改善したうえで、新しい魅せ方をしていくのに広告を使うのもいいですし、一定程度SNSのフォロワーもいる前提で考えると、認知されているのであれば各種SNSで常に情報をアップしていくのも一つの手かなと思います。

Webhit 編集部

店舗のフェーズとかによってやり方も変わってくるんですね。

大澤 要輔

はい、そうですね。

Webhit 編集部

なるほど。それらを見極めてやっていかないといけないですね。

大澤 要輔

おっしゃる通りです。

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この記事の執筆者・監修者

大澤 要輔のアバター 大澤 要輔 『Webhit(ウェビット)』編集長

【プロフィール】
マーケティングメディア『Webhit(ウェビット)』の編集長。運営元の株式会社FlyEde 代表取締役を務める。中小企業経営者へのコンサルティングは累計3,000回以上。Webマーケティング × 組織構築 × 人材育成の3つの領域を中心に、年商5,000万円~数億円前後の領域で売上を伸ばす仕組みを構築。

【保有資格】
上級ウェブ解析士
Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Google広告 各種資格
Yahoo!広告 各種資格

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