
売れる商品やサービスに共通しているものはありますか?



はい、ありますよ!


売れる商品に共通する「ある視点」とは?



お客様のことが考え抜かれているかどうかですね。
売れるって大きく二種類あるんですよ。
一つが、一回目の購入として売れること。
二つ目は、二回目以降に繰り返し売れるということです。
その二つのどちらも共通しているのが、お客様のことをどれくらい考え抜かれているかどうかということです。



考え抜かれているかどうかというのは、具体的にどういうことでしょうか。



例えば、iPhoneがありますよね。あれはユーザーのことしか考えてないですよ。
まず、初回売れるというところでは、iPhoneが出た当時は革新的だったわけですよ。従来の携帯はスライドだったり画面が荒かったり、スタイリッシュじゃないものがたくさんありました。
そんな中、iPhoneは全く違うレベルで出してきた。手にとってみたいというところで売れるきっかけになりましたよね。



iPhoneのバージョンが上がるにつれて、例えばどこかのタイミングでカメラのレンズが2個になって、今では3個付いているものもあるじゃないですか。そういったところもあって2回目以降も売れると。



じゃあ、2つの売れるを支えているところは、iPhone創業当初のMacintoshの時代からカリグラフィーをもっと選べないのか、お客様が
直感的に使いやすくなるように突き詰めて考えられたのがあの商品なんですね。その考えから今では世界中で売れているんです。



確かに、iPhoneとかだと同じタイミングのときに違うスペックのものを出して、比較検討できるようにされているのはお客様のことを考えてということですね。
1回目と2回目の購入は何が違う?



ちなみに、お客様のことを考えるのは前提としてあることなのかなと
思うのですが、深さの問題というか、どこまで考えられていたら1回目と2回目の購入に繋がるのでしょうか。



そうですね、例えばiPhoneでいうとスワイプしたときにどこまでスワイプすると画面が開くようになるのか、開いた後にアイコンがバーっと集まってくる動きをしますけど、アイコンの動くスピードとかもすべてそうです。要は使っていてお客様が使いやすいかどうかです。
売れ続けるサービスはどこが違う?



それで、どのぐらいやればいいの?というところですが、これ以上お客様にとって使いにくいところって考えられないよねっていうところまで作りこむことが一旦必要ではあるかなと。



ただ、結果的にこれ自体はゴールが無いことなんですよ。
自分たちがやり切ったぞって思っても、実際出すと意見や指摘をいただくことがあるのでそれを真摯に受け止めて、あとは粛々と直し続けるしかないのかなと思います。



なるほど。
突き詰めればどこまでもいけちゃう気がするんですが、例えば製品の値段やコストの部分でまた変わってくると思うんです。
一旦は、自社でできる限界までやるのが正しいやり方でしょうか。



少なくとも潤うと思うのであれば、結局サービスを買うのも使うのも
お客様なので、お客様が使い続けるうえで感じる違和感を減らすということが売り上げに直結するのかなと思います。
価格が「期待値」を決めてしまう?



今のお話だと、お客様に使ってもらう以上できる限りのことをするというのは大前提で、出すサービスに対する期待値を、値段である程度は
コントロールすることはできるのでしょうか。



もちろんできます。
初回も売れるし、継続でも売れ続けるというのを前提でお話しすると、現実的には価格でお客様の期待値が決まることもあるんですね。
例えば、セミナーで無料のものと1万円の参加費のセミナーがあったら、有料のセミナーのほうが期待値は高くなりますよね。
価格に見合う価値を提供できているか?



他の例を挙げるとすると、同じ白いTシャツを買うにしても、1000円で売ってる白シャツなのか、5000円で売ってる白シャツなのかで、期待値が違うわけですよね。



確かに、見た目は似ていても「5000円だから良いものなんだろうな」という意識って自然と生まれますよね。



その5000円の中には、ブランドみたいなところで、それを着て歩いて
いる自分の姿が良い姿であるという期待値がある。
価格が高い商品は、より高い品質やブランド価値が期待され、
安価な商品はそれに比べて期待値が低く設定されます。



その価格によってユーザーの期待値も違ったりするので、企業はこの
価格による期待値を理解し、お客様が期待を超える満足度を得られる
ように製品やサービスを設計する必要があります。



ありがとうございました!

