
SEO対策を調べたときに、「不自然リンク」というものが出てきたの
ですが、実際これがあることで何にどう影響があるのでしょうか。



そもそも不自然リンクとは何かというと、
「SEO対策を目的に、とにかくリンクの数を増やすために、質を考慮
しないであちこちにリンクを貼るなどの、不自然で悪質な被リンク」
のことをいいます。



これ自体は、Google側が規制を強化していますので、そういったものが多くついているとペナルティを受けるケースがあります。
ペナルティを受けると、SEOの評価が大きく下がってしまうんです。



「通常のコンテンツの流れと反した、有効なものじゃない不自然な
リンク」のことを指すんですね。



はい。昔はリンクがたくさんあればSEOが強い時期があったんです。



なるほど、昔の名残りなんですね。



今でいうブラックハットSEOがそれです。
昔はよかったけれど今は規制対象だよね、という施策をいまだにやっていたり放置しているケースが少ないながらあります。
SNSでいうところのフォロワーを買う、みたいなことで、当時は被リンクを買うということがよくあったんです。



まっとうにコンテンツを作れば問題ないですよね?



もちろんです。
そうではない例を挙げると、ホームページのフッターの色って、ベタ
塗りされていることが多いかと思います。
ベタ塗りされたフッターに、同じ色のアンカーテキストのリンクを
作って、ページの下に大量に貼るなんてことがありました笑



すごい……そんなことまで汗



あとは姑息な話だと、リンクを設置していることを露骨に見せないようにJavascriptを使ってリンクテキストを見えないようにしたり、フォントのサイズを小さくして見えないようにしたりだとか。



見る側にはわからないようにするけれど、SEO的には評価されるように仕組んでいたんですね。



そうです!
検索エンジンが今のように発達する以前はそれでも一定以上評価されていた時代があったんです。
SEOを目的としていることが露骨にわかるような、隠しリンクと呼ばれるものなどもありました。



ちなみに、リンク切れしてしまっているものは、SEOに影響しないのでしょうか。



それはまた不自然リンクとは別の話です。
単純にリンク切れしてしまっているので、お客様にとって有益ではない状態ですね。
ですので、ペナルティを受けることはないですが、被リンクによって
得られたはずの効果はなくなります。
リンク切れは必ずしも自社のサイトが原因とは限りませんので。



ありがとうございます。
誠実にコンテンツを作っていれば特に心配しなくても大丈夫ですよね。



そうですね。誠実にコンテンツを作ることが大切です。
コンテンツはしっかり作っていても、無理矢理被リンクしてもらうためにお金を払うのはやめた方がいいですね。全然関連のないところにリンクしてもらうのは違うかなと。



なるほど。
少しお話がズレてしまうのですが、たまに大元のコンテンツが見えづらいくらいに広告だらけのサイトがあるかと思います。
SEO的にはどうなのでしょうか。



SEO的には評価されにくいと思います。UXが非常に悪いので。
広告を3つくらい削除しないとスクロールできないサイトもありますけど、そういったものは評価が上がりにくいかなと思いますね。

