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知られていない・調べられない・伝わらない商品やサービスは「存在しないのと同じ」

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Webhit 編集部

「知られていない、調べられない、伝わらない商品やサービスは
『存在しないのと同じ』」これはどういうことでしょうか。

大澤 要輔

どの企業もそうだと思うんですが、商品やサービスを誰かに売って利益を得るのが基本的なスタイルです。
では、売り上げになるためには何が必要なの?という話で、そもそも買ってもらわなければなりませんよね。
その前には、良いサービスだと思ってもらわなければなりません
さらにその前には、サービスを認知してもらわなければならない

大澤 要輔

自分たちが売り上げを上げていきたい、商品やサービスを売っていきたいと考えているのに認知すらされていないのであれば、それは会社を含めて存在しないのと同じです。
そのような状態を許してはいけませんよね、という話ですね。

大澤 要輔

まずは調べられない、伝わらない、そんな商品やサービスをつくらないことです。
商品やサービスをつくるのであれば、調べる努力をすべきですし、知られる・伝わる努力をすべきなんです。

大澤 要輔

知られる努力というのは、SNSやWeb広告といった場所で露出をすることです。

そして、調べられないというのは、

・ホームページに商品やサービスに関する提示が無い
・SEO対策をしておらずお客様が辿り着けない
・強みや言いたいことをただ並べるだけならべて、結局何が言いたいのかわからなくなってしまい、お客様にも意図が伝わらない

などの状態をいいます。

大澤 要輔

伝える努力というのはどういう捉え方をするのか、どう言葉や図解にすれば理解してもらえるのか、受け取り手にあわせて考える必要があるということです。

Webhit 編集部

なるほど。
では、知られていない、調べられない、伝わらない、この三拍子が
揃ってしまっている場合は、何から手を付けたらいいのでしょうか。

大澤 要輔

最初は「伝わらない」から改善していくべきかなと思います。
というのも、伝わらない状態で知られる努力をしようとしても、お客様はよくわからないものを知ろうともしないんですよね。
当然、よくわからないものはGoogleの検索結果でも上位にいくことはないので結局変わらないんです。
伝わらない商品やサービスは知られないですし、調べられません
ですので、伝わらないところから改善をするべきです。

Webhit 編集部

そういうことですね。
伝わらないって、企業側が気付けるのかなと思うのですが…。

大澤 要輔

大丈夫です、気付けます。
顧客意識や顧客目線をもって仕事をされている企業であれば気付けると思うんですよ。
自分たちがサービスを導入するとしたらどうだろうか、と考えるので。

大澤 要輔

ですが、自分たちでは気づかないと思う…と自覚がある場合は、お客様にインタビューやアンケート調査を行う必要があるかと思います。
そもそも求められているのかどうか、というところでは事実を明らかにする必要がありますね。

Webhit 編集部

お客様の声に基づいて気付いていくということですね。

大澤 要輔

そうです。
伝わっていないことが明らかになったのであれば、シンプルな話で伝わるように直せばいいんです。
例えば、1000円の商品があったとして、「500円引き」にするのか、
「50%オフ」とするのか
で伝わり方が違いますよね。
どちらも同じことを言っているんですけど。

Webhit 編集部

確かにそうですね!

大澤 要輔

どちらも結果は500円なんです。
他にも、定価で1,000円の商品を買い物かごにまとめて入れれば「500円均一とします」と言うのか、500円引き、50%オフ、色々な言い方がありますけども、どれも同じ意味ですよね。
ですが、伝わり方が全然違います。

大澤 要輔

先程の、買い物かごに入れて500円均一という話は歳末セールがそれですよね。大きなセールでやっているイメージなのでお得感があります。
500円引きと言われるよりは、50%オフ(半額)と言われたほうが買いたくなりますよね。
そういった細かい表現のところまで商品やサービスをこだわって作っているのかが重要となります。

Webhit 編集部

顧客心理で見られているかどうかということなんですね。

大澤 要輔

そうですね。
例えば、飲食店に対して、商品やサービスを伝える際に、「月額10万円かかります」とそのまま伝えるよりは、「アルバイト1名よりも安い」といった言い方のほうがわかりやすかったりしますよね。
アルバイト1人雇うよりも安くこういうことが実現できますよ、と言われたら聞いた側は採用したときと比べるんです。

大澤 要輔

店舗が毎日Instagramを投稿して、リール動画も作って、フォロワー数と売り上げを伸ばす、といったことをしたい時に、「月額10万円」だと「妥当なサービスだな」と感じますが、そういった文言だと安く感じます。

大澤 要輔

ですので、まずはどういった言い方をするのか、表現をするのかによって伝わり方が違いますので、そこから直していきましょう。

Webhit 編集部

なるほど、伝わるようになって初めて存在するといえるんですね。

大澤 要輔

そういうことです。

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この記事の執筆者・監修者

大澤 要輔のアバター 大澤 要輔 『Webhit(ウェビット)』編集長

【プロフィール】
マーケティングメディア『Webhit(ウェビット)』の編集長。運営元の株式会社FlyEde 代表取締役を務める。中小企業経営者へのコンサルティングは累計3,000回以上。Webマーケティング × 組織構築 × 人材育成の3つの領域を中心に、年商5,000万円~数億円前後の領域で売上を伸ばす仕組みを構築。

【保有資格】
上級ウェブ解析士
Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Google広告 各種資格
Yahoo!広告 各種資格

目次 ー この記事で分かること ー