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ホームページで商品を売るための戦略とSNSの活用方法を徹底解説

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ホームページを活用し商品を売りたいが、どのような手法や戦略を使えば効果的に売上を伸ばせるかわからず悩んでいる方も多いのではないでしょうか。また、ホームページの活用方法がわからなかったり、競合サイトに比べ自身のサイトが劣っていると感じたりしてしまう場合もあるでしょう。

そこでこの記事では、ホームページに訪問者を増やし、訪問したユーザーの行動を促し売上アップにつなげるための方法を紹介しています。SNSを活用しさらに売上を上げる方法も触れているため、ぜひ最後までご覧ください。

目次 ー この記事で分かること ー

ホームページの重要性

ホームページからの売上を向上させるには、ホームページの内容を充実させることが重要です。

消費者はインターネットを通じて情報を入手し、自分の求める商品やサービスを調べた上で購入するのが大半です。そのため、ホームページを持てば企業はオンライン上で情報を発信でき、新規顧客に興味をもってもらえるチャンスを作れます。

ホームページを一度作成すれば削除しない限りネット上に存在し続け、持続的な宣伝効果があります。

ホームページの充実度が売上を左右するといっても過言ではありません。以下、ホームページの内容を充実させ、売り上げアップを図るための戦略をご紹介していきます。

ホームページの訪問者を増やす

売上を構成する要素は「訪問者数 × 成約率 × 単価」です。そのため、ホームページからの売上を増やすには、まずは訪問者数を増やすことが重要です。アクセス数が増えれば、知名度も向上し集客につながります。

ここでは、ホームページの訪問者数を増やす方法を具体的に解説します。

検索エンジン最適化(SEO)の実施

SEO対策を実施し、検索エンジン最適化を図れば、検索結果に自社サイトを上位表示させることが可能です。

SEO対策の実施により、自社サイトへのアクセス数が増え、訪問者数の増加が期待できます。自社サイトへのアクセス数が増えれば、比例して商品やサービス購入の問い合わせや、資料請求の数が増えるため、売上の向上につなげられます。

正しいSEO対策を実施すれば、検索順位に好影響を及ぼせるため、アクセス数が伸び悩むときでも、SEO対策は継続していきましょう。

オンライン広告の活用

リスティング広告やSNS広告などのオンライン広告を活用するのも有効です。

リスティング広告は、購買意欲の高い見込み顧客へアプローチができます。始めたいと思ったその日から即日広告配信を開始でき、設定も簡単に行えるのが利点です。

SNS広告では、ユーザーの年齢や性別、居住地域など細かく設定して配信でき、狙ったターゲットへの配信が可能です。ただしSNSは、媒体によって利用する年齢層が異なるため、ターゲットに合わせた媒体選定が成功を左右します。

コンテンツマーケティングの実施

コンテンツマーケティングとは、自社の商品やサービスに関連する情報を発信し、ユーザーとのコミュニケーションを図るマーケティング方法です。良質なコンテンツを掲載すれば、SEO対策にもなり上位表示される可能性も高まります。

ユーザーの興味を惹く内容であれば、SNSで拡散される可能性もあり、知名度アップや売上向上につなげられます。

また、コンテンツはパソコンだけでなく、スマホやタブレットから閲覧されるケースも少なくありません。スマートフォンなどのモバイル端末からの閲覧に対応している「モバイルフレンドリー」なコンテンツづくりを意識していきましょう。

ホームページに訪れた訪問者の行動を促す

ホームページからの売上を向上させるには、ページを訪れたユーザーに、売上につながるような行動を促す必要があります。

ここでは、ホームページに訪れた訪問者に対し、購買意欲を喚起させるような施策をご紹介します。

ユーザーに刺さるキャッチコピーを考える

ホームページにおいて、ユーザーに刺さるキャッチコピーの考案は非常に重要です。

キャッチコピーは、短い文章でも商品の魅力や特徴の明確な情報伝達が可能です。「それって何?」「詳しく知りたい!」とユーザーの興味を惹くものであれば、その下の情報に目を通してもらえる可能性が上がります。むしろ、キャッチコピーの段階でユーザーの関心にフックがかからなければ、そのまま離脱してしまうかもしれません。

キャッチコピーを作る際は、ターゲットを明確にし、ユーザーの心を動かすようなものの制作が重要です。

行動喚起(CTA)を促す

行動喚起(CTA)とは、ホームページ訪問後、商品の購入やニュースレターの購読、メルマガの登録や資料請求などユーザーのアクションを指します。CTAを促し、特定の行動をとってもらえれば、売上アップを狙えます。

まずは、ホームページを開設した目的を整理し、ユーザーに期待する行動を明確にしておきましょう。その後、アクションを起こしやすくなるような導線やデザインの設計を行います。大きな修正を加えなくても、CTAの文章を変更したり、ボタンの位置を変えたり、ほんの少しの変化を加えるだけでユーザーの反響率が変わることも多々あります。

CTAを適切に設置すれば、ユーザーの離脱防止にもつながり、サイト滞在時間の延長も可能です。

チャットボットを活用する

ホームページからの売上を上げるために、チャットボットを導入するのも有効です。

ホームページ上にチャットボットを設置すれば、訪問者がページ内で迷った際に質問でき、求めている情報に辿り着きやすくなります。欲しい情報を見つけられれば、ユーザーの満足度向上にもつながります。

電話やメールと違い、チャットボットであればユーザーは気軽に問い合わせできるのが利点です。顧客との接点を増やせるうえに、問い合わせ内容を集計し今後のマーケティングやホームページの改善にも役立ちます。

チャットボットは24時間365日対応可能です。ユーザーの疑問を即座に解決でき、コンバージョンにつながる可能性も高まります。

ホームページからの売上単価を上げる

ホームページからの売上を向上させるには、客単価のアップも重要です。ここでは、売上単価を上げる方法を紹介します。

顧客レビューを掲載し信頼性を上げる

購入者からのレビューは、購入を検討している方にとって商品を選ぶ際の目安になります。レビューには、ほかの顧客が商品やサービスを実際に体験した意見やフィードバックが記載されるため、自然な形で購入の後押しが可能です。

「本当に商品が無事届くのだろうか」「商品の品質はどうなのか」など、購入者の不安解消にもつながり、信頼性の向上にも一役買います。

また、レビューに店舗や商品の発送、サービスについての改善点や課題を書き込んでもらえば、改善や今後の企画に活かせる貴重なデータとなるでしょう。

ネットで商品を購入する機会が増え、レビューを購入の決め手とする消費者も増えています。そのため、ホームページ上での顧客レビューの掲載は重要です。

バンドル販売を実施する

バンドル販売とは、複数もしくは何種類かの商品をセットで販売することです。商品を単品で購入するよりも複数の商品を購入する方が単価を安く設定できるため、購入者に対し「割安」な印象を持たせられます。

販売数は期待できるが利益率の低い看板商品と、利益率の高い商品を抱き合わせて売れば、客単価アップが可能です。売れ行きのよい商品に脇役商品を組み合わせれば、商品の在庫を減らせます。

バンドル販売を実施する際は、ユーザーのニーズを理解し、ユーザー目線の組み合わせ商品を販売することがポイントです。

単価を上げるための付加価値を提供する

客単価を向上させるには、独自性のあるオリジナルコンテンツなどの付加価値を提供するのも有効な手段です。

オリジナルコンテンツを常に発信し続ければ、自社のファンを獲得でき、リピーター化も期待できます。単価を上げるための付加価値提供により、競合サイトとの差別化も可能です。

また、何度も商品やサービスを購入している顧客に対し、数量限定の商品案内や、新商品の選考案内などの情報を先に知らせるのも有効です。キャンペーンやメルマガを通じて特別な案内を送れば、さらなるリピート購入も期待できます。

ホームページのデザインを改良する

ホームページのデザインを改良し、ユーザーにとってわかりやすいものにするのも、売上アップを図るためには欠かせません。ターゲットを意識したデザインにすれば、競合との差別化やユーザーへの印象づけができます。

ここでは、ホームページのデザインを改良するときのポイントを紹介します。

オリジナルの写真や動画を活用する

ホームページ上に、オリジナルの写真や動画を掲載すれば、ページを訪れたユーザーの視覚や感情に、インパクトのある直接的な印象づけが可能です。

情報は文字だけで伝えるよりも、画像やイラスト、動画を含んで伝えたほうが記憶に残りやすく、情報量も多く伝えられます。ページの文章とその内容にマッチした写真やイラスト、動画を組み合わせれば、サイト全体のクオリティ向上にも有効です。

写真や動画は、ホームページで見せたいものや伝えたい内容など、目的に合ったものを選び掲載するようにしましょう。

モバイルフレンドリーなデザイン設計にする

近年、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレット端末からホームページを閲覧する方が増えています。モバイルフレンドリーに対応したホームページは、モバイル端末から閲覧するユーザーの満足度を向上させます。ユーザーの離脱防止にも効果があるため、モバイルフレンドリーなデザイン設計は必須です。

モバイルフレンドリーに対応しているかどうかは、SEOにも影響を与え、集客を大きく左右する要素でもあります。モバイル端末から閲覧した際に、レイアウトやボタンの位置がずれてしまっては、ユーザーに不信感を与え、コンバージョンにはつながりません。

シンプルかつ使いやすいレイアウトにする

ホームページのデザインを、シンプルかつ使いやすいレイアウトにすることも重要です。シンプルなページにすれば、見やすい・読みやすいサイトを提供でき、ページを訪れたユーザーが迷わず目的のページに辿り着けます。また、メンテナンスもしやすく、コストの抑制も可能です。

ポイントは、無駄をなくし、表示させる要素すべてに意味を持たせることです。装飾などは最低限必要なものだけにとどめれば、洗練された印象を与えられます。

デザインを工夫する

ホームページのデザインは、第一印象や認知度アップに影響する要素の一つであり、集客数を左右します。

デザインを考える際には、会社やブランドがもつイメージに反していないか、もしくは、ターゲットを意識した配色になっているかチェックしましょう。また、ボタンのカラー・大きさ・レイアウト・文字によって反応率が左右するともいわれています。

SNSを活用しさらにホームページの売り上げを上げる方法

ホームページだけで集客を行うのではなく、SNSも掛け合わせればより多くの集客を見込めます。SNS上で商品やサービスを紹介すれば、多くのフォロワーに情報を届けられ、認知度の向上も狙えます。

ここでは、SNSを活用しさらにホームページからの売上を上げる方法を押さえていきましょう。

ホームページと連携したSNSを作成

ホームページと連携させたSNSは、Web上での存在感を強化でき、顧客との関係性を深めるために有効です。

SNSは基本的に無料でアカウントの作成ができるため、まずはアカウントを作成しましょう。プロフィールページや各投稿に自社商品やサービスリンクを貼れば、ホームページへスムーズに誘導できます。

SNS投稿では、新商品やセール情報、キャンペーン情報などタイムリーな情報発信が可能です。投稿に反応してくれたユーザーと積極的に交流すれば、ファンの獲得にもつながります。

また、SNSのダイレクトメールを通し、問い合わせやカスタマーサポートとしての活用も可能です。ターゲットによって、ホームページから問い合わせるよりもハードルが下がり、積極的なコミュニケーションを図れることもあります。

SNS上で拡散されやすいコンテンツを発信

SNS上で拡散されやすいコンテンツを発信すれば、拡散力が高まり商品やサービスの認知度向上にもつながります。

投稿が多くの方に見られ注目される意味の「バズる」現象が起きれば、一気にフォロワーの増加を見込めます。さらにSNSを用いて、ユーザーが自然に情報を拡散する仕組みを構築できれば、広告費をかけなくても高い反応の獲得が可能です。

人間には、「有益なものは他人にも教えたい」と思う心理があります。実用的で有益な情報を提供し、コンテンツの拡散を狙いましょう。

SNSキャンペーンの実施

SNSキャンペーンとは、SNSを通じたキャンペーンによりユーザーに何らかの行動を促すマーケティング施策です。

キャンペーンの内容には下記のようなものが挙げられます。

  • SNS上で抽選を行い、参加者の中から特典やプレゼントを提供する
  • 特定のハッシュタグを使用し店舗での写真や体験を投稿してもらい、その中から優秀な投稿を選び、特典や特別なプレゼントを提供する

キャンペーンの実施により、自社に関する魅力的な投稿がSNS上に増えれば、ブランドの認知拡大や、興味を持つユーザー数の増大が可能です。顧客に公式アカウントをフォローしてもらえれば、ファン化も期待でき、中長期的な効果を見込めます。

まとめ

この記事では、ホームページからの売上を上げる方法や、SNSの活用について解説しました。

ホームページからの売上を上げるには、まずはホームページの情報を整理し、ターゲットに対しわかりやすいページの制作が重要です。ホームページが完成したら、本記事を参考に販売方法や宣伝方法にも一工夫加えてみましょう。

Webhit(ウェビット)では主に中小企業がWebマーケティング、Web集客を行う上でのお悩みを解決するような情報を発信しております。気になられた方はぜひ、ほかの記事もご一読ください。

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この記事を書いた人

大澤 要輔のアバター 大澤 要輔 『Webhit(ウェビット)』編集長

【プロフィール】
マーケティングメディア『Webhit(ウェビット)』の編集長。運営元の株式会社FlyEde 代表取締役を務める。中小企業経営者へのコンサルティングは累計3,000回以上。Webマーケティング × 組織構築 × 人材育成の3つの領域を中心に、年商5,000万円~数億円前後の領域で売上を伸ばす仕組みを構築。

【保有資格】
上級ウェブ解析士
Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
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Yahoo!広告 各種資格

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