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Web広告コンサルティング会社の選び方と依頼する際の注意点を解説

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「Web広告を運用し売上アップを図りたいが、どこに相談してよいかわからない。」

そのような悩みを抱えている経営者は少なくありません。

本記事では、失敗しないWeb広告コンサルティング会社の選び方や広告運用に特化したコンサルティング会社を紹介します。スムーズに取引できるように依頼までの流れも解説しますので、Web広告コンサルティング会社への依頼を考えている方はぜひご覧ください。

目次 ー この記事で分かること ー

Web広告コンサルティングとは

Web広告コンサルティングとは、Web広告を運用して、集客や商品・サービスの購入者数を増やすなど、クライアントのビジネスを支援する仕事です

Web広告には、Google検索結果画面の上部に表示される「リスティング広告」やYahoo!などのサイトページに表示される「ディスプレイ広告」などがあります。それらの広告を運用し、クライアントの集客や商品・サービスの購入を増やす施策を提案・実施するのがWeb広告コンサルティングです。

Webサイトに表示される広告だけでなく、FacebookやTwitterなどの「SNS広告」やYouTubeやTikTokなどの「動画広告」の運用も行います。インターネット利用者の増加やメディアの多様化で、Web広告の運用は複雑化しているのです。

そのため、Web広告に対する専門的な知識と豊富な実績をもとにしたWeb広告コンサルティングの重要性が増しています。

SEO対策やWebサイト制作との違い

Web広告と聞くと、SEO対策やWebサイト制作と同じ括りとして捉える方もいるかもしれません。しかし、Web広告とSEO対策やWebサイト制作は別ものです。

SEO対策との違い

SEOとは、狙った検索キーワードで、自社サイトを検索上位に表示させる施策です。検索上位に行くまでに3ヶ月以上かかることもあり、Web広告のように広告費を出して、短期間でPV数を上げる施策ではありません。

Webサイト制作との違い

コーポレートサイトやオウンドメディアなど、ホームページといわれるものがwebサイトです。これらは費用を投じれば、集客につながるとは限りません。綺麗なサイトを制作しても、ユーザーがたどり着かなければ意味がないからです。しかしながら、ユーザーをサイトに誘導できれば、集客や成約率の増加につながります。

つまり、Webサイト制作は、Web広告に力を入れる前の施策なのです。

広告代理店との違い

Web広告コンサルティング会社と混同されがちなのが広告代理店です。この2つは、広告を運用する上での役割が違います。

広告代理店の基本的な役割は、広告を出したい人と広告を掲載する場所を提供している人(メディア)の仲介です。また、依頼すると広告運用を一括管理してくれるところも多く、社内業務を大幅に削減できます。

しかし、一括管理はメリットである反面、社内にノウハウを蓄積しづらく、契約終了後は契約を更新するか新たな代理店を探さなければならない難点もあります。

一方、Web広告コンサルティングは、広告運用を通じて、目標設計からクライアントの課題解決まで対応します。ヒアリングを通じてどのようにすれば課題解決できるかを提示するだけでなく、必要であれば広告運用以外のマーケティング施策も提案します。

ノウハウを蓄積しやすく、契約終了後も自社の経営に活かせるのが特徴です。

Web広告コンサルティング会社を選ぶポイント4つ

Web広告コンサルティング会社に依頼して「思ったより成果が出ない」といった失敗はしたくないものです。自社に合ったWebコンサルティング会社を選ぶために、以下4つのポイントをチェックしましょう。

  • 何が得意分野なのか把握する
  • 自社のニーズに合っているか確認する
  • 具体的な実績はあるのか確認する
  • 費用や料金体系を確認する

それぞれ解説します。

何が得意分野なのか把握する

依頼する前に、コンサルティング会社の特化している分野は何か把握しましょう。例えば、中小企業に特化した会社と大手企業に特化した会社だと、戦略の立て方やノウハウは大きく異なります。大手企業で効果的だった戦略が、中小企業でも同様の効果が得られるとは限りません。

依頼する前にコンサルティング会社の実績をみて、自社と近い規模・似た業種の依頼経験があるか、確認しておきましょう。

自社のニーズに合っているか確認する

前提として、コンサルティング会社に依頼する前に、自社の抱えている課題や妥協できない点などを明確にしておきましょう。

コンサルティング会社には、それぞれ特徴があります。コンサル費用が高くともサポートが充実している会社もあれば、コンサル費用が安い代わりに必要最低限のサポートのみに対応する会社もあります。

手厚いサポートを希望していたにもかかわらず、契約後に最低限のサポートしか受けられないとわかれば、作業負担が増えたり、成果につながらなかったりします。満足いくコンサルを受けるためにも、自社のニーズとコンサルティング会社のサービス内容が合致するか必ず確認しましょう。

具体的な実績はあるのか確認する

Webコンサルティング会社選びに失敗したくなければ、実績が多い会社を選びましょう。実績数が多ければ、その分場数も多いため、トラブルが生じても柔軟に対応してもらえます。

反対に実績を掲載していない会社は、コンサルティングで成功した事例が少ない可能性もあります。実績の有無は、コンサルティング会社の公式サイトから確認できます。

費用や料金体系を確認する

費用が会社の予算内か、最低契約期間がどれくらいかも依頼する前に必ず確認しましょう。コンサルの月額費用が安くても、最低契約期間が1年以上と縛りがあったり、初期費用が高かったりと、結果的にトータルの費用が高くなる場合があります。

スポットと呼ばれる1回のコンサルティングで費用が発生する料金体系もあるので、会社がどのような料金体系をとっているかは入念にチェックしましょう。

手間に感じるかもしれませんが、契約後のトラブルを未然に防ぐために、事前の情報収集は怠らないようにしましょう。

Web広告運用に特化したコンサルティング会社

自社に合ったコンサルティング会社を選ぶポイントがわかっても、実際に依頼する会社を探すのが大変ですよね。

そこで、本記事ではWeb広告運用の経験が豊富なコンサルティング会社を4社ピックアップしました。それぞれ特徴が異なりますので、自社のニーズに照らし合わせて、会社選びの参考にしてください。

株式会社FlyEdge

参照:株式会社FlyEdge

事前に情報収集をしていたとしても、実際にコンサルティングを受けてみないことには、実際のサービスの良し悪しはわかりません。株式会社FlyEdgeは、そんな不安を解消し安心して依頼してもらえるように、初回のコンサルティングを無料で行っています。コンサルティングの内容に納得した上での契約になるので、思っていた内容と違うといった契約後のトラブルを避けられます。

さらに、株式会社FlyEdgeは中小企業を中心としたコンサルティングを3,000回以上実施しており、経験をもとにした具体的な施策を提案できるのが強みです。

また、チャットでの相談が回数無制限なのも魅力的です。通常、コンサルタントへの相談は回数制限がありますが、FlyEdgeには制限がないので気軽に相談できます。コミュニケーションが増えれば、お互いの認識の齟齬も生じづらく、円滑に業務を進められます。

特徴初回のコンサルティングが無料
おすすめな方中小企業に特化したWebコンサルティングを受けたい方
費用月額33万円(税込)〜

アナグラム株式会社

参照元:アナグラム株式会社

アナグラム株式会社は、Web広告の運用を専門とするチームがコンサルティングを行っている会社です。リスティング広告はもちろん、SNS広告から動画広告まで幅広く対応しています。

注意すべきは、Web広告媒体ごとに月額利用料が発生する点です。また、運用アカウントの分析はスポット(1回50万円〜)で費用が発生します。

特徴12以上の広告媒体の運用に対応可能
おすすめな方どの広告媒体に力を入れたいかいまいちわからない方
費用月の運用費用の20%(月の広告費用が100万円の場合、20万円が差し引かれる)

株式会社めぐみや

参照:株式会社めぐみや

株式会社めぐみやのコンサルティングは、初期費用無料・最低契約期間なしで、月の運用費用の10〜15%の料金と非常にリーズナブルです。さらに、Web広告の運用だけでなく、Webサイトの改善策の提案など、Webマーケティングに関する業務に幅広く対応しています。

特徴実績多数・広告運用だけでなくサイトの改善の提案も行っている
おすすめな方なるべく費用を抑えながら広告運用したい方
費用月の運用費用の10〜15%

株式会社グローカル

参照:株式会社グローカル

株式会社グローカルは、中小企業に特化したWebコンサルティング会社です。幅広い業界にコンサルティング経験があり、別の業界のノウハウを活かした革新的な提案を行えるのが魅力です。毎月20社限定で、無料のオンライン相談も行っています。

特徴広告運用支援とランディングページの制作の対応が可能
おすすめな方サイトも持っていなくてこれからWeb広告に力を入れていきたい方
費用月額30万円〜

Web広告コンサルティングに依頼する際の注意点

Web広告コンサルティング会社と契約する際に、気をつけなければならない点を、2つ紹介します。どの会社にも当てはまるので、見逃さないようにしてください。

絶対に成果が出るとは限らないことを考慮する

Web広告のプロに依頼しても必ずしも成果が出るとは限りません。Webの領域は技術の変化が激しく、過去のデータが通用しないことがあります。

また、コンサルティング会社に広告運用をすべて丸投げしてしまうと、余計に成果が出にくくなります。なぜなら商品・サービスの特徴を100%理解していないと、適切な広告運用ができないからです。商品やサービスを熟知しているのは、自社の社員です。担当のコンサルタントと社員とで積極的にコミュニケーションを重ね、自社に適した運用方法を見つけましょう。

課題解決の指標をできる限り具体的にする

コンサルティングを依頼するのは、自社で何かしらの課題を抱えていて、それを自社内で解決できないことが理由のはずです。課題を解決するための指標(ゴール)を具体的にしていないと、どこまでの業務をコンサルティング会社に依頼すればいいのかわからなくなります。

契約後のやりとりをスムーズに進めるために、施策を実行する前に、何をもって課題解決とするのか具体的な指標を決めておきましょう。

Web広告コンサルティング会社に依頼から契約後の流れ

依頼から契約後までの流れを事前に把握しておけば、コンサルタントとのやりとりがスムーズになります。以下3つのステップが基本的な流れです。

  1. 問い合わせ・相談
  2. 現状分析・KPI設定
  3. 戦略や計画提案・実行

それぞれ解説します。

1.問い合わせ・相談

問い合わせは、公式サイトの問い合わせページ、または電話から行います。そこで、前もって自社が抱えている課題を相談します。問い合わせの段階で課題を明確にしておくと、コンサルティング会社も適切なプランを提案しやすいでしょう。

後日、提案されたプランや見積もりを確認して了承次第、契約する流れが一般的です。

2.現状分析・KPI設定

契約後は、コンサルタントに伝えた課題をもとに、次の行動指針を決めます。GoogleアナリティクスやサーチコンソールなどのWeb分析ツールを参照しながらの現状分析です。

現状分析ができたら、次は目標を設計します。ここで施策ごとに数値化した目標であるKPI(重要業績評価指標)を設計します。

3.戦略や計画提案・実行

KPIが決まったら、最後のステップである戦略や計画提案・実行に移ります。戦略や今後のスケジュール決め、どの広告媒体にコストをかけて、どこを削るかなどをコンサルタントと話し合いながら計画し、実行します。

まとめ

Web広告は、メディアの多様化にともない、運用方法が複雑化しています。Web広告の運用を検討しているのであれば、コンサルティング会社に依頼するのがよいでしょう。

本記事では、Web広告コンサルティングの基本的な情報から契約後の流れまで網羅的に解説しました。コンサルティング会社に依頼を考えている方は、本記事の内容が役立ちます。ぜひ参考にしてください。

Webhit(ウェビット)では主に中小企業がWebマーケティング、Web集客を行う上でのお悩みを解決するような情報を発信しております。今回の記事に関連するWeb関連記事も複数ございますので、気になられた方はぜひ、ほかの記事もご一読ください。

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この記事を書いた人

大澤 要輔のアバター 大澤 要輔 『Webhit(ウェビット)』編集長

【プロフィール】
マーケティングメディア『Webhit(ウェビット)』の編集長。運営元の株式会社FlyEde 代表取締役を務める。中小企業経営者へのコンサルティングは累計3,000回以上。Webマーケティング × 組織構築 × 人材育成の3つの領域を中心に、年商5,000万円~数億円前後の領域で売上を伸ばす仕組みを構築。

【保有資格】
上級ウェブ解析士
Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Google広告 各種資格
Yahoo!広告 各種資格

目次 ー この記事で分かること ー