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失敗しないリスティング広告の代理店の選び方まとめ!8ポイントで解説

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代理店がたくさんあってどこにしたらいいのかわからない!
自社にぴったりな代理店の選び方はあるの?

リスティング広告運用を任せる代理店選びで困っている担当者は多いと思います。
せっかく高い料金を支払って依頼するので、効果のある代理店にお願いしたいですよね。

代理店選びには担当者との相性や手数料など、様々な要素が絡みついてきます。
そのため、本コラムで説明するポイントを押さえてながら、「本当に自社にとってベストな業者かどうか」を深く考えて選ぶようにしましょう。

ここからは、代理店の選び方やポイント、切り替え時の注意点についてご紹介していきます。

目次 ー この記事で分かること ー

リスティング広告の代理店は選び方が重要

リスティング広告は運用を行う代理店によって効果は大きく変わります。
リスティング広告は作って終わりではなく、作成後も運用することで高い効果を発揮できます。

代理店とは長い期間関わることになるため、代理店選びは慎重に行いましょう。
有名な代理店だからと言って効果が確実に出るわけではありません。

代理店によって広告の作成が得意だったり、運用が得意だったり、得意な領域に差があります。
さらに、実力のある代理店を選んでも、担当者によって結果が変わる場合もあります。
長くお付き合いする相手になる可能性も高いため、担当者との相性についても注意しておきましょう。

リスティング広告運用の代理店手数料について

リスティング広告運用にかかる手数料は予算の20%が平均です。
代理店に広告運用をお願いする場合は、予算+手数料が必要と覚えておきましょう。

たとえば、純予算10万円の広告を依頼する場合、手数料は2万円のため、総予算は12万円になります。
代理店に総予算として伝えた金額が、純予算と解釈されてしまうと予定していた支払額を超過してしまいます。

純予算と総予算の解釈を間違えるとトラブルに繋がるため、純予算、手数料、総予算の3つの認識をあわせるようにしましょう。
しかし、代理店によっては手数料を減らしてくれる場合もあります。

その場合、優秀な人材を付けてもらえなかったり、対応が後回しになったりする場合があるので、注意しましょう。
もともと手数料が低く設定されている場合は問題ありませんが、まれに、予算があまりにも少ない場合、プラスで固定手数料を増やしてくる場合もあります。

そのため、手数料や予算についてあらかじめ認識を合わせておきましょう。

予算から見る広告代理店の選び方

ここからは、いよいよ広告代理店の選び方を紹介していきます。
ここでは、以下3つの予算帯から見ていきましょう。

  • 月額予算が1,000万前後またはそれ以上の場合
  • 月額予算が50万~数百万の場合
  • 月額予算が50万円以下の場合

それぞれ自分に合った項目をチェックしてください。

選び方①月額予算が1,000万前後またはそれ以上の場合

月額予算が1,000万前後またはそれ以上の場合は、大手企業と中堅企業の数社交えたコンペ形式で選びましょう。
大手企業には今まで運用してきた実績があるため、心強い所が魅力です。
しかし大手企業の場合、予算金額が数千万規模でないと実力を出し切っては貰えないと言われています。

中堅企業の場合、実績が少ない分営業の本気度が高い傾向にあるため、大手企業よりも頼りになる人が担当になる場合があります。
大手企業で新人に担当してもらうよりも、中堅企業で頼りになる人に担当してもらった方が安心できますよね。
そのため、コンペ形式で選んだあとは誰が担当に着くかで選ぶようにしましょう。

選び方②月額予算が50万~数百万の場合

月額予算が50万~数百万の場合は、中堅企業だけでなく中小企業の代理店も選択肢に入れましょう。
会社が大きいほうが成果が出してくれやすいと思いがちですが、中小企業の中には大手企業から独立した人もいます。

その場合、大手企業と同じクオリティを少ない予算で受けられます。
しかし、担当者の経験値によって結果に大きく差が出るため、担当者の力量で選ぶようにしましょう。

選び方③月額予算が50万円以下の場合

月額予算が50万円以下の場合は、中小企業の代理店を中心に選びましょう。
中小企業は能力に大きな差がでるため、担当者の力量を知ることがとても大切です。

そのため、成功事例があるか、経験値をしっかり確認するようにしましょう。
また、予算が10万円を切る場合、フリーランスで活動している人に運用を任せることもおすすめします。

リスティング広告の代理店の選び方の8つのポイント

次に、リスティング広告の代理店を選ぶうえでのポイントを、以下の8つに絞って紹介します。

  1. 担当者との相性がいいか
  2. 運用の手数料は適切か
  3. 業界に精通した人間がいるか
  4. コミュニケーションの頻度が高いか
  5. 担当者が保有しているクライアントが多すぎないか
  6. 運用している広告アカウントの共有はされるか
  7. 施策担当者と直接話せるか
  8. 施策に対する意図を丁寧に説明してくれるか

それぞれ解説していきます。

ポイント①担当者との相性がいいか

代理店選びで最も重要なのが、担当者との相性です。
どれだけ実績のある代理店でも、一緒に仕事をする担当者の人柄や力量によって結果は大きく変わります。

実力が備わっていてもレスポンスが遅かったり、態度が悪かったりすると一緒に仕事をしていても気持ちよくないですよね。
担当者は長くお付き合いする相手なので、一緒に仕事がしたいと思える相手を選ぶようにしましょう。

可能であれば、検討時に担当者と面談などをすることをおすすめします。

ポイント②運用の手数料は適切か

手数料の相場は純予算の20%前後であることが多いです。

しかし、純予算の金額が25万円以下の場合、手数料が一律5万円になる場合もあります。
予算が25万円であれば問題ないですが、例えば予算が10万円の場合は、手数料として全体予算の50%支払うことになり、相場より高い手数料を支払うことになってしまいます。

上記のほかにも、初期費用がかかる場合や、成果が出たら報酬を支払う成果型報酬型の場合もあります。
代理店によって手数料に差があるのであらかじめ確認しておきましょう。

ポイント③業界に精通した人間がいるか

代理店側に自社の業界に精通した人がいるかどうかも重要なポイントです。

過去に経験があったり、元々同じ業界で働いていたりする場合もあり、その場合はある程度ターゲットとなる年齢層やライフスタイルなど基礎知識は備わっていると考えていいでしょう。
これからはじめて対応するより基礎知識が備わっている方が安心して運用を任せられますよね。

そのため、可能であれば担当者を選ぶ時は業界に精通しているか確認するようにしましょう。

ポイント④コミュニケーションの頻度が高いか

コミュニケーションの頻度は事前に確認しておきましょう。
コミュニケーションには、日頃のやり取りの他に施策報告などの定例会があります。

定例会では広告の効果や検証結果を共有するため、毎月行う所がおすすめです。
まれに担当者が忙しくてコミュニケーションが満足に取れない場合があります。
コミュニケーション次第で広告の成果は大きく変わってきてしまう可能性が高いので、蜜にコミュニケーションが取れる担当者を選びましょう。

ポイント⑤担当者が保有しているクライアントが多すぎないか

担当者が保有しているクライアント数も把握しておきましょう。
クライアントが多すぎる場合、自社の広告運用に掛けてくれる時間が減ってしまいます。
毎日細かく運用される広告と、数日に1回運用される広告では効果に差が出てしまいます。

たとえば、50クライアント持っている場合、1クライアントに掛けられる時間は1日10分です。
10分あれば、ある程度細かく確認できるため問題ありませんが、50クライアント以上抱えている場合は注意が必要です。

ポイント⑥運用している広告アカウントの共有がされるか

広告アカウントの回覧は、事業の改善にも役立ちます。
広告アカウントには、ユーザーが求めている情報や効果的な広告文、施策といった情報が入っています。

この情報は、事業の改善にも役立つため、利用しない手はありません。
また、広告とランディングページの内容をリンクさせることで広告のランクが上がり、掲載順位も上がります。

そのため、広告アカウントは依頼側も閲覧できるように権限を共有拡張してもらいましょう。

ポイント⑦施策担当者と直接話せるか

施策担当者と直接話すことで、伝達ミスを防ぐことができます。
企業では施策担当者の作業時間を確保するために、営業担当と施策担当を分けている場合があります。

そうすると、営業担当者に事業の内容や改善点を説明しても、施策担当者までうまく伝わらない場合があります。
また、施策担当者まで情報が伝わるまで、タイムロスが起きてしまいます。
担当が分かれていることでプラスに働く部分もありますが、ミスやロスを減らすためにも施策担当者と直接話せる所を選ぶようにしましょう。

ポイント⑧施策に対する意図を丁寧に説明してくれるか

結果や報告だけでなく、施策に対する意図まで説明してくれる代理店を選ぶようにしましょう。
意図がわからないと、担当者にされるがままになってしまいます。

担当者に一任する場合もありますが、広告運用が上手くいかなかった場合、困るのは自社の方です。
責任をもって一緒に成果を出していくためにも、施策に対する意図を説明してくれる代理店を選ぶようにしましょう。

リスティング広告の代理店を切り替える際に気を付けておいたほうがよいポイント

最後に、リスティング広告の代理店を切り替える際に気を付けておいたほうがよいポイントも押さえておきましょう。
ここでは、以下の4つを紹介します。

  • 既存の契約の内容を確認しておく
  • さまざまなツールの所有権を確認しておく
  • 渡せるデータは新しい代理店に渡しておく
  • 過去の代理店とのやり取りで不満だった点は事前に伝えておく

それぞれ解説していきます。

ポイント①既存の契約の内容を確認しておく

契約によっては「最低〇ヶ月は継続すること」や「契約終了の〇ヶ月前に伝える」など契約期間や終了を伝えるタイミングが決まっています。
突然、終了したいといっても対応してもらえない場合もあるため、契約内容はあらかじめ確認しておきましょう。

ポイント②さまざまなツールの所有権を確認しておく

ツールの所有権が譲渡されないと解約後に過去のデータがみられなくなる場合があります。
そのため、ツールの所有権は譲渡されるのか確認しておきましょう。

ポイント③渡せるデータは新しい代理店に渡しておく

新しい代理店にデータを渡しておくことで、効率よく対応してもらえます。
そのため、以前の代理店から提出されたレポートや構成案などは共有しておきましょう。

ポイント④過去の代理店とのやり取りで不満だった点は事前に伝えておく

不満点を伝えることで運用側も学びになりますし、依頼側も嫌な思いをせずに済みます。
今後の運用を円滑に行うためにも、不満点を伝えておくようにしましょう。

リスティング広告の代理店の選び方は8つのポイントから

代理店の選び方についてご紹介しました。
リスティング広告は担当者選びが最も重要です。

高い料金を支払ってお願いしているので、しっかり効果を発揮してほしいと思うのは企業として当然のことです。
検討しているときは大変かもしれませんが、よい担当者と巡り会うことで広告の効果は大きく変わります。

ポイントをしっかり押さえて、自分にぴったりの担当者を見つけてください。
Webhit(ウェビット)では、中小企業がWebマーケティングやWeb集客を行ううえでのお悩みを解決するような情報を発信しております。
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この記事を書いた人

大澤 要輔のアバター 大澤 要輔 『Webhit(ウェビット)』編集長

【プロフィール】
マーケティングメディア『Webhit(ウェビット)』の編集長。運営元の株式会社FlyEde 代表取締役を務める。中小企業経営者へのコンサルティングは累計3,000回以上。Webマーケティング × 組織構築 × 人材育成の3つの領域を中心に、年商5,000万円~数億円前後の領域で売上を伸ばす仕組みを構築。

【保有資格】
上級ウェブ解析士
Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
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Yahoo!広告 各種資格

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