「インスタ運用を始めたが伸びない」
「インスタが伸びる方法を知りたい」
インスタを活用し集客につなげたいと考えつつも、思うような成果につながらないと頭を抱える企業担当者は少なくありません。
この記事では、インスタが伸びない原因や伸ばすための施策を解説します。併せて具体例や対策方法も紹介しますので、アカウントを伸ばしたいインスタ運用担当の方はぜひ参考にしてください。
インスタでユーザーがアカウントをフォローする仕組み
アカウントをフォローする仕組みは以下のとおりです。
- ハッシュタグやインスタ内の検索、おすすめ投稿内から投稿を発見し訪問
- 投稿内容に興味を持ち、プロフィールへ移動
- プロフィール内容に魅力を感じてアカウントをフォロー
上記をクリアするには、いかに自然に多くのユーザーをプロフィールへ誘導できるかが重要です。また、プロフィール内容を充実させ魅力を感じてもらえるよう作り込むことで、フォロワー数が増加しやすくなります。
インスタを伸ばす方法を紹介
インスタを伸ばす・フォロワー数を増やす方法は以下のとおりです。
- アカウント全体に統一感を持たせる
- 適切なハッシュタグを活用する
- 投稿頻度・投稿時間を意識する
- ユーザーとのコミュニケーションを大切にする
- 積極的にリール機能を活用する
それぞれ以下で詳しく解説します。
アカウント全体に統一感を持たせる
コンセプトを設計し投稿に一貫性を出すと、ユーザーの興味・関心を得られやすいです。
アカウントをフォローする場合、過去の投稿から今後の投稿も自分にとって価値ある内容かを判断します。そのため、プロフィール内容と投稿内容が一致しない場合や、投稿ジャンルが多岐にわたるとユーザーの期待から外れてしまいます。
その結果、フォローされない・外されてしまう可能性が高いです。
プロフィール・投稿に一貫性を持たせユーザーに価値提供をする情報発信を心がけましょう。
適切なハッシュタグを活用する
インスタを伸ばすためには、投稿内容にあった適切なハッシュタグをつけるのが効果的です。ハッシュタグをつける際には、ユーザーに見つけてもらうことを意識しましょう。
投稿内容と一致しないハッシュタグをつけた場合、ユーザーに発見されたとしてもフォローには至りません。また、多くのユーザーが使用するビックワードでは、投稿数が多いために投稿を見つけてもらうのが困難です。
そのため「#1週間着回しコーデ」や「#楽ちんコーディネート」など、ビックワードのほか種類や特徴・地域などを付け加えることで、そのキーワードでの上位表示が狙いやすくなります。上位表示できるとユーザーに見つけてもらいやすくなり、新規フォロワーの獲得を狙えるでしょう。
投稿頻度・投稿時間を意識する
投稿頻度は1〜2日に1投稿程度を意識しましょう。
さらに、投稿時間も意識しましょう。インスタを利用するユーザーが多い時間帯ほど投稿が見られる可能性が上がり、いいねやコメントなどの反応を得られやすくなります。
インスタを利用するユーザーが多い時間帯は以下のとおりです。
- 通勤通学時 7〜8時
- お昼休憩時 12〜13時
- 帰宅時 16時ごろ
- 就寝前 20〜22時
ただし、投稿する内容やターゲットによってインスタを利用する時間は異なるため、ターゲットに合わせた投稿時間を意識することが大切です。例えば子育て中の主婦であれば、子どもがお昼寝している間の14〜15時に利用する方が多いかもしれません。
ターゲットの利用が予想される時間帯を意識し投稿することで、投稿を見つけてもらいやすくなり、フォロワー獲得につながりやすくなります。
ユーザーとのコミュニケーションを大切にする
アカウントを成長させるには、ただ投稿を見つけてもらうだけでなく、コメントやDMへの返信などのコミュニケーションも重要です。ユーザーとのコミュニケーションを大切にすると、信頼感が生まれ投稿の拡散につながります。
また、アクションを待つだけでなく自分から積極的にコミュニケーションをとりましょう。例えば、いいねやコメントを残せば、ユーザーが興味を持ちやすくなります。
フォロワーを得るには、ユーザーに自発的なアクションを起こさせるだけでなく、投稿内容を工夫してアクションを促すことが重要です。
積極的にリール機能を活用する
リール投稿は、積極的に活用しましょう。リール投稿とは最長90秒のショート動画を投稿できる機能です。
リール投稿はフィード投稿と違い、発見タブやリールタブによって発見されやすいのが特徴です。そのため、多くのユーザーに発見されやすく拡散力があります。
上記の機能を活かすことで目にとまりやすいほか、気軽に閲覧しやすくなるため興味を引いてフォローへと誘導しやすいです。リール投稿を行う際は、ユーザーの印象に残りやすい、かつストーリー性のある内容を心がけ、ユーザーが思わず最後まで見てしまうような構成を考えましょう。
インスタが伸びない原因は?
インスタが伸びない原因には以下のようなものがあります。
- 投稿頻度が少ない
- ターゲットが明確でない
- 投稿内容がユーザーにとって魅力的でない
- 正しいハッシュタグがついていない
- プロフィールが充実していない
それぞれ以下で詳しく解説します。
投稿頻度が少ない
投稿頻度が少ないと表示される回数が減るため、ユーザーに認知されずフォロワーを増やせない・フォローを外されてしまう可能性があります。
ただし、投稿頻度が多すぎてもよくありません。一つひとつの投稿が似通ったものになる、もしくは伝えたい内容がほかの投稿に埋もれてしまう可能性があるからです。
インスタを伸ばすためには、1〜2日に1回程度の投稿頻度を意識しましょう。
ターゲットが明確でない
投稿に一貫性を出しつつユーザーの興味・関心を引いて認知度を上げるには「誰に」向けて「何を」伝えたいのかなど、ターゲットを明確にする必要があります。
ターゲットを明確にするには、細かい「ペルソナ設計」が重要です。ペルソナ設計では年齢や性別のほか、家族構成や職業・趣味や悩みなど細かく設定します。
ターゲットを明確にし、ユーザーに刺さる情報を伝えることができれば、期待に応えられるためフォロワー獲得につながるでしょう。
投稿内容がユーザーにとって魅力的でない
インスタが伸びない原因には、投稿内容に問題がある場合もあります。投稿内容が魅力的でない場合、ユーザーはそのアカウントをフォローしたいと思いません。
例えば、使用する画像を見やすく加工したり、ユーザーへの問いかけ文を入れたりとオリジナリティがあり、見返したくなる投稿を心がけることが大切です。また、投稿内容を統一すると「自分の欲しい情報を発信してくれる」と安心感が生まれ、興味を持ってもらいやすくなります。
正しいハッシュタグがついていない
ハッシュタグをただつけるだけでは、フォロワー獲得につながりません。ハッシュタグはポストにあった適切なものをつけましょう。
また、ビックワードと呼ばれる投稿数が多いキーワードをハッシュタグでつけると、検索回数は増えますが、上位表示が難しくユーザーに投稿を見つけてもらうのが困難です。
例えば、ビックワードである「#コーディネート」とハッシュタグをつけても、投稿数が多いため上位表示されず、ターゲットへ情報を届けるのが難しいでしょう。
一方「#1週間着回しコーデ」や「#おしゃれ好きとつながりたい」などのハッシュタグをつけるとキーワードが絞られるため、ユーザーに見つけてもらいやすくなります。よってターゲットへ情報を届けやすく、フォロワー獲得につながる可能性が高くなります。
プロフィールが充実していない
ユーザーは投稿を見てフォローするまでに「ほかにどんな情報を得られるのか」「どのような企業なのか」をプロフィールで確認します。そのためプロフィールが充実していなかったり、どんな情報が得られるのか曖昧であったりするとフォローに至りません。
プロフィールを整えるために見直すべきポイントは以下のとおりです。
アカウント名 | アカウント名のほかにユーザーのメリットとなる情報を付け加える →おしゃれ好き必見 など |
自己紹介文 | 長文ではなく箇条書きで記載する →「どのような企業なのか」「どのような情報を発信するのか」をわかりやすく記載 |
プロフィール内容を充実させるには、ただ情報を網羅するのではなく視覚的に伝わりやすい工夫が重要です。
インスタを伸ばすためのコツ
インスタを伸ばすためのコツは以下のとおりです。
- インスタのアルゴリズムを理解する
- 丁寧なコミュニケーションでユーザーに好意を抱いてもらう
- 「見せ方」にとことんこだわる
それぞれ以下で詳しく解説します。
インスタのアルゴリズムを理解する
インスタにおけるアルゴリズムとは、ユーザーにどのような投稿を表示させるかをシステムが判断するための仕組みです。インスタでは、AIを用いてユーザーそれぞれにあった投稿を選択し表示します。例えば、インスタの発見タブはユーザーによって表示内容が異なり、興味がありそうな投稿を優先して表示します。
そのためアルゴリズムを把握すると、自社の投稿を表示させる分析をしながら運用できメッセージをターゲットに届けやすいでしょう。
丁寧なコミュニケーションでユーザーに好意を抱いてもらう
アカウントを成長させるには、利用者からのコメントやDMなどの返信を丁寧に行い好意を抱いてもらうのが効果的です。
また、投稿の際「こんなお悩みありませんか?」「その気持ちわかります」などユーザーの気持ちを代弁するような一言を添えると、「自分のことをわかってくれてる」と好意を抱いてもらいやすいです。
しかし、初めのうちはコメントやDMが来ることは滅多にありません。そのため自分からターゲットの投稿へいいね・コメントを残すなど、コミュニケーションへ発展するようなアクションを積極的に起こしていきましょう。
「見せ方」にとことんこだわる
インスタは画像や動画を用いて情報発信するのが一般的です。そのため、画像のみで投稿内容が伝わるよう画像内にテキストを記載したり、アイコンとポストを統一させたり「見せ方」にこだわるのが大切です。
アイコンやプロフィール、投稿を通してぼんやりと浮かんでくる人物像を意識して運用すると、ユーザーの興味を引きつけます。
「ユーザーにどのように見せるか」「見やすい投稿であるか」など見せ方にこだわると、閲覧者の目線に立てるため自然にフォローへと誘導できます。
インスタを伸ばす際の注意点
インスタを伸ばす際の注意点は以下のとおりです。
- ハッシュタグに力を入れすぎない
- クオリティばかりにとらわれない
- 有料でフォロワーを獲得しない
それぞれ以下で詳しく解説します。
ハッシュタグに力を入れすぎない
ハッシュタグに力を入れたとしても、フォロワー数が確実に増えるとは限りません。なぜなら現在ではハッシュタグをつけなくても検索されたり「発見タブ」から流入されたりする場合が多いからです。ハッシュタグに注力しすぎてしまうと時間が過度にかかり、肝心な投稿内容が手薄になってしまいます。
時間対効果を得られにくいため、ハッシュタグの選定に時間をかけすぎないよう注意しましょう。
クオリティばかりにとらわれない
投稿のクオリティばかりに意識を向けると、労力がかかり投稿頻度が落ちてしまう可能性があります。例えば、投稿する画像のクオリティが高く魅力的であっても、テキストが雑、あるいは内容が不明確だとユーザーにとって価値のある投稿になりません。
クオリティばかりにとらわれず「ユーザーにとって価値のある」情報発信を心がけましょう。
有料でフォロワーを獲得しない
インスタのフォロワーは有料で獲得できます。しかし、有料でフォロワーを獲得する行為はインスタの規則違反になるため、最悪の場合アカウントが凍結し運用を継続できません。また、お金で手に入れたフォロワーは投稿にいいねやコメントなどのアクションを起こさないため、購入したアカウントと簡単にバレてしまうのもマイナスポイントです。
その結果信頼性が失われ、アカウントの質が低下しかねません。
フォロワーを増やす目標を達成するために有料で獲得するのは避け、フォロワーを獲得する施策を検討しましょう。
まとめ
この記事では、インスタが伸びる方法や伸びない原因を解説しました。主な原因はユーザーにとって魅力的なコンテンツでない、プロフィールが充実していないことがあげられます。
インスタを伸ばすためには、発信内容に一貫性を持たせユーザーの興味・関心を引くことに加え、積極的にコミュニケーションをとり信頼を築くことが大切です。
この記事の内容を参考に、ユーザーにとって価値のある情報発信を心がけフォロワーの獲得・投稿内容の精度の向上を目指しましょう。
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