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Facebook広告にはどんなメリットがあるの?特徴や広告の種類を詳しく解説

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Facebookは、2004年のサービス開始から今もなおユーザー数が増え続けているSNSです。
今後も拡大し続けることが予想されるFacebookの活用は、企業のビジネスチャンスの宝庫です
そこで今回は、Facebook広告のメリットについて詳しく解説していきます。
Facebook広告についての基本的な情報から運用のポイントまで説明しているので、ぜひ最後までご覧ください。

また、SNS広告の基本についても下記の記事で分かりやすくまとめていますので、併せてお読みください。

目次 ー この記事で分かること ー

Facebook広告の特徴

Facebook広告をはじめとするSNS広告には、それぞれのSNSの特徴を活かした設定や宣伝方法があります。
まず、他のSNS広告と比べてFacebook広告の特徴的な機能や設定についてご紹介していきます。

Facebook広告は詳細なターゲット設定ができる

Facebook広告は他のSNS広告よりもターゲティング精度が高く、広告の効果が現れやすい特徴があります。
理由としては、Facebookはアカウントを作成するには、実名や年齢、性別、住所など詳細で正しい個人情報の登録が必要であることが挙げられます。

そのため、Facebook広告では登録された正確で詳細なアカウントの情報が使用されることになります。
結果、配信したいターゲットに向けてダイレクトに広告を表示させることが可能になります。

目的に応じて広告の掲載場所を選べる

Facebook広告は、目的に合った掲載場所を選べることも特徴の1つで、下記のプラットフォームへ広告を掲載させることができます。

・Facebook
・Messenger
・Instagram
・Meta Audience Networ

複数のプラットフォームに表示が可能で、いずれの掲載場所でも自然な形で広告を配信させることができ、認知度アップには効果的です。

広告の自動配置(Advantage+ 配置)が可能

Facebook広告には、AIが広告を自動で適切な場所へ配置してくれる機能があります。
広告の自動配置は、Facebook公式サイトでも推奨されている設定方法です。
自動配置を選択すると、決められた予算のなかで最大限ユーザーの目に触れるように可能な場所全てに広告を配置してくれます。

目的に合わせた配置場所が分からないというときは、まず自動配置を活用し結果を見て、反響が大きかった掲載方法にシフトしていくのも1つの手段です。

Facebook広告を使うメリット

様々な種類があるSNS広告から、Facebook広告を使うにはどのようなポイントから判断するべきなのでしょうか。
ここで、Facebook広告を選ぶメリットを具体的に5つご紹介します。

詳細なターゲティングができる

Facebookではアカウント作成時に、実名をはじめ様々な個人情報の登録をしています。
ユーザーの年齢や職業、性別、住所など他のSNSにはない詳細な情報を活用することでより正確なターゲティングが可能となり、ピンポイントでターゲット層への広告配信ができます

低コストで始められる

Facebook広告では、最低100円から広告を出すことができます。
もちろん、結果を求めるときはある程度予算を組む必要がありますが、低コストで始められるので取り組みやすいSNS広告です。
予算が限られている場合や、他の広告と比較検証したいときなど気軽に利用できることもメリットです。

目的に合わせた広告の運用ができる

Facebook広告は、ユーザーに認知されるところから購買や問い合わせなどの行動までの各段階に合わせたアプローチが可能です。
企業やブランドの知名度に関わらず、達成したい目標によって広告の掲載方法を選べば成果を出すことが可能です。

広告の掲載場所が選べる

前章で述べたように、Facebook広告では掲載できる場所が多く複数の場所に表示させることが可能です。
そのため、Facebookを利用するユーザーの目に触れるチャンスが高まり興味関心を惹きつけやすくなります
また、Facebookから掲載できる広告はInstagramなどの他媒体とも連携させて広告を表示させることもできます。

広告の種類が豊富

Facebook広告は、種類も豊富です。
画像や動画はもちろん、クーポン配布やアンケート形式の広告を掲載することも可能です。
フォーマットの選択も、広告掲載の目的に合わせて設定するようにしましょう。

Facebook広告の掲載場所

Facebook広告は、Facebookの他にもMessengerやInstagramなど他媒体への掲載も可能で大きなメリットの1つとして挙げられます。
選択肢の多いFacebook広告では、目的を明確にして広告を運用すれば大きな効果が得られます。
この章では、各プラットフォームの主な掲載場所を紹介します。

Facebook

Facebookには、下記の掲載場所があります。

Facebookフィード

Facebookフィードは他ユーザーの投稿も表示されるメインの画面で、注目度が最も高く違和感なく広告を掲載することができます。
Facebookフィードは、自社サイトへのアクセス、商品や企業の認知度、コンバージョン数をアップさせたい時に使用します。

Marketplace

Facebookにある商品出品のページです。
MarketplaceのホームページかFacebookアプリでMarketplaceを閲覧しているユーザーに広告を表示させます。
商品やサービスの認知度、コンバージョン数を上げることを目的として活用します。

Facebook動画フィード

動画フィードはFacebook WatchとFacebookフィードの動画専用環境で、他ユーザーの投稿の間に表示されます。
動画フィードもFacebookフィードと同じように、一般の投稿と馴染んだ掲載の仕方で違和感なく認知度やコンバージョン数をアップさせることができます。
動画フィードの場合は、映像と音によってアピールできるのでインパクトを出しやすく、認知度を上げるには効果的でしょう。

Facebook右側広告枠

右側広告枠は、パソコンでFacebookを閲覧するユーザーにのみ表示されます。
Facebookの右側に設けられた広告枠に掲載されます。
右側広告枠は、広告欄が大きく注目されやすくなっています。
企業イベントやキャンペーン、ランディングページへの誘導に効果的です。

Facebookストーリーズ

ストーリーズは、投稿から24時間経過すると自動で配信が終わる機能です。
ストーリーズの広告も一般の投稿に混ざって表示され、最長でも15秒の広告を掲載することができます。
認知度のアップの他に、広告の中にリンクを張ってインストールやコンバージョンに繋げる目的でも利用されます。

Facebookインストリーム動画

インストリーム動画では、動画視聴時にユーザーのニーズに合った広告だと判断された際に広告が表示され、インストールやコンバージョンに繋げることができます。
インストリーム動画は120秒の動画を配信することができ、ストーリーズよりも詳細な情報を伝えられ効果的なPR効果が期待できます

また、インストリーム動画広告ではFacebookの審査を通った広告だけが配信されているので、信頼性が高い広告とされています。

Facebookの検索結果

Facebookで検索した結果一覧の中や、Marketplaceの関連する検索結果の横に表示される広告です。
ユーザーが自ら検索したものに対応した広告が表示されるので、興味関心をひきやすくコンバージョンに繋げる目的に最適な掲載方法です。

Instagram

Instagramに掲載される広告では、主に認知やコンバージョンを目的としているときに適しています

Instagramフィード

InstagramフィードもFacebookフィードと同様に、アプリを開いたトップ画面で他のユーザーの投稿と混じって広告が掲載されます。

Instagram発見タブ

発見タブは、虫眼鏡マークをタップすると表示されます。

Instagramストーリーズ

Facebookストーリーズと同じく、24時間で表示が終わる機能です。
他の投稿の間に差し込むので、広告色が少なく違和感を感じにくい掲載方法です。

Messenger

Messengerでは、実際にユーザーとのやり取りの履歴なども反映されるため、企業や商品・サービスを認知してもらっていて、その後の行動を促したいときに活用します。

Messenger受信箱

Messengerでメッセージを受け取ると受信箱に入ります。

Messengerストーリーズ

Messengerにもストーリーズ機能があり、広告を表示させることができます。

Messenger広告メッセージ

Messenger広告メッセージでは、やり取りしたことがあるユーザーに対して配信されます。
一度認知して興味を持ったユーザーに向けた広告なので、その後の行動に繋がるよう訴求できます。

Meta Audience Network

Meta Audience Networkは、Facebookと提携しているサイトやアプリの掲載枠に広告が表示されます。
主に、バナー広告やインターステイシャル広告、ネイティブ広告です。
Meta Audience Networkでも、認知から自社サイトへの誘導まで幅広い効果が期待できます。

Facebook広告の種類

Facebook広告は豊富なフォーマットから選択することができます。
自社の伝えたい内容が分かりやすく伝わる種類を選ぶようにしましょう。

写真

写真は、画像とテキストで表示されるシンプルなスタイル。
インパクトのある画像やイラストを使用すれば、注目度が上がります。
企業や商品・サービスの認知度をアップさせ、自社サイトへの誘導をするには効果的なフォーマットです。

動画

動画では、動きのある映像と音でストーリーを伝えることが可能です。
動画は、数秒間の短いものからじっくり見ることができる長編も制作できます。

Instagramストーリーズ

Instagramストーリーズは、フルスクリーンで表示されるフォーマットです。
ストーリーズは24時間で投稿が終わってしまう機能で、常に新鮮な情報を得ることができます。
他の投稿の間に流れるため、ネガティブな印象を与えにくい掲載方法となっています。

Messenger

Messenger広告からは、ユーザーと1対1のやり取りができます。
個別にコミュニケーションを取ることができるため、販売促進や問い合わせなどに繋げることができます。

カルーセル

カルーセル広告では、複数のスライドを組み合わせて使用することも可能で広告にストーリー性を持たせることもできます。
スライドは画像や動画の使用が可能で、1つの広告で複数の商品を紹介するなど活用方法は多様です。

スライドショー

スライドショー広告は、動きや音、テキストを駆使して制作するフォーマットです。
他の動画を使った広告よりも手軽に作ることができ、費用も低価格であることが特徴と言えます。
データ使用量が動画の5分の1で済むため、通信速度が気になるデバイスを使っているユーザーでもスムーズに表示されます。

コレクション広告

コレクション広告は、商品の購入に繋げたいときに効果的なフォーマットです。
広告から商品の詳細を確認でき、販売促進します。
また、コレクション広告は読み込みの速度が早いため離脱率も低く、快適な環境でユーザーに見てもらうことができます。

プレイアブル

プレイアブル広告は、主にアプリのインストールを促すために活用されます。
実際に広告からゲームをプレイしてもらい、そのままアプリのインストールへ繋げます。
インストール前にゲームを体験してもらうことで、優良顧客になる可能性の高いユーザーを見つけることができます。

Facebook広告運用のポイント

活用の幅が広いFacebook広告は、運用するにあたってポイントを押さえておく必要があります。
ここで、具体的な広告運用のポイントを4つ紹介します。

最適化が進みやすいアカウント構造をつくる

「最適化」とは、「目標達成のためにターゲットとするユーザーへの適切なリーチができている」状態を意味します。
具体的には、「コンバージョンを目的とした広告でコンバージョンを獲得しやすいユーザーに届いているか」「リーチを目的とした広告がリーチが稼げて配信単価が安いユーザーへ配信されているか」のように、「目的=結果」になっているかを確認していきます。

Facebook広告を運用するには、最適化が進みやすいアカウント構造が欠かせません。
Facebookの公式サイトでは、コンバージョンに最適化する際は、1週間に50件以上発生するコンバージョンを選択することが推奨されています。
まずは、配置や費用を考慮して「週50件のコンバージョン」を目標としたアカウント構造を作りましょう。

目的に合った正しいターゲティングをおこなう

次のポイントは、ターゲット設定です。
ターゲット設定を誤って需要のないユーザーに広告が配信されることになれば、広告費用が無駄になるだけでなく、最悪の場合、企業の印象がネガティブになってしまうことも考えられます
目的を具体的に言語化するなど明確にしてからFacebook広告を作りましょう。

オークションで選ばれる広告を作る

Facebook広告では、広告配信するのに適切な内容かを判断するためのオークションがあります。
広告が表示される際には必ずおこなわれており、毎日数十億回のオークションがおこなわれています。
オークションで選ばれるには、費用、推定されるユーザーのアクション率、広告自体の品質が判断基準とされています。
費用の重要度はあまり高くなく、ユーザーのアクション率と広告の品質が高ければ選ばれる可能性は十分にあります。

検証と改善をおこなう

Facebook広告の運用で効果を出したいなら、データ分析もしっかりとおこなう必要があります。
クリック率やCPAなどFacebook広告の運用では様々なデータを確認することができるので、出稿した広告にどのような反響があったのかを分析して課題を見つけ改善をしましょう。
改善策を実行して結果を検証したら、さらに改善点を見つけるということを繰り返していくことが重要です。

まとめ

本記事では、Facebook広告の特徴から運用のポイントまで解説してきました。
低コストで出稿が可能で広告設置の場所も豊富なFacebook広告は、これからSNS広告を利用して反響を見てみたかったという企業にも最適です。

Facebook広告では、AIが自動で効率的な配置をおこなってくれる機能も備わっているため、広告運用の経験がなくても安心して利用を開始することができます
改善を続けて適切な活用ができるようになれば、Facebook広告の効果は最大限に発揮されるでしょう。

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この記事を書いた人

大澤 要輔のアバター 大澤 要輔 『Webhit(ウェビット)』編集長

【プロフィール】
マーケティングメディア『Webhit(ウェビット)』の編集長。運営元の株式会社FlyEde 代表取締役を務める。中小企業経営者へのコンサルティングは累計3,000回以上。Webマーケティング × 組織構築 × 人材育成の3つの領域を中心に、年商5,000万円~数億円前後の領域で売上を伸ばす仕組みを構築。

【保有資格】
上級ウェブ解析士
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Yahoo!広告 各種資格

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