SNS広告の運用には、スピーディな対応と専門的な知識が必要とされています。
「なんとなく運用をはじめてみたけど効果が実感できない」「SNS広告の運用に時間が取られて本来の業務ができない」などとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回は、SNS広告の運用でお困りの方におすすめのSNS広告代理店について紹介します。
選び方のポイントや気になる費用相場の解説もしていますので、ぜひ最後までご覧ください。
SNS広告代理店とは
SNS広告代理店では、SNS上で配信される広告を扱う代理店で専門的な知識をもって運用をおこなってくれます。
SNS広告の運用では多くの業務が発生し知識も必要となるため、SNS広告代理店に運用を依頼するのも手段のひとつです。
SNS広告代理店を利用することで、任せられる業務の範囲はどのような内容になるのか確認しておきましょう。
SNS広告代理店の業務内容
SNS広告代理店の業務は、主に下記のような内容です。
①企画や戦略の立案
②広告コンテンツの制作
③SNS広告の出稿・運用
④成果の分析
⑤広告の最適化、改善の実行
代理店によって、扱うSNSや業務の範囲は異なる場合があるため必ず個別に確認しましょう。
また、各代理店が得意分野とする内容も併せてチェックすることをおすすめします。
SNS広告代理店とWeb広告代理店の違い
SNS広告もWeb上で配信される広告のため、Web広告代理店に依頼するか迷う方もいるでしょう。
Web広告代理店では主にリスティング広告やディスプレイ広告と呼ばれるWeb広告の運用代行をおこなっています。
一方で、SNS広告代理店では、SNS広告に特化した知識を持って運用を代行してくれるため専門性の高いサポートを受けることができます。
SNS広告、リスティング広告、ディスプレイ広告はそれぞれ特徴が異なるため、SNS広告の運用を検討する場合はSNS広告代理店に依頼しましょう。
SNS広告の種類と特徴
SNS広告には様々な種類があり、特徴も異なります。
ここでは、それぞれのSNS広告について種類別に特徴を分りやすく解説していきます。
Twitterは、140文字以内のテキストと、画像や動画を投稿できるSNSです。
Twitter広告では、投稿フィードや検索結果のページに広告を配信することができます。
Twitterの最大の特徴は、ハッシュタグを活用すると高い拡散力が発揮されることです。
そのため、ハッシュタグを使ったキャンペーンやイベントの告知などに使用する企業も多く見られます。
Instagramは特に20代から30代の利用が多く見られ、主に画像や動画メインのSNSです。Instagram広告は投稿フィードや検索フィード、ストーリーズなどに配信できます。
画像や動画などを利用して視覚から訴求できるため、ユーザーの興味をひくクリエイティブの制作が求められます。
Facebookは実名で登録して利用することが特徴のSNSです。
Facebook広告では、ニュースフィードやストーリーズ、インストリーム動画など多数の掲載場所から選択することができます。
Facebook広告は実名登録を基本としているため、他のSNS広告と比較しても正確なターゲティングが可能です。
YouTube
YouTubeは、幅広い世代から利用されている動画サイトです。
YouTube広告は、検索フィードや動画再生中の画面などに広告が表示できます。
YouTube広告は動画広告が強みで、配信方法や動画の長さなどを選択することが可能で目的や予算に合った掲載が可能です。
LINE
LINEは、月間9,500万人が利用するメッセージアプリです。
(※『LINE公式HP』https://www.linebiz.com/jp/service/line-ads/ 2023/06/05閲覧)
LINE広告の掲載は、トークリストやLINE NEWS、LINE VOOMなどの配信面から選ぶことができます。
LINEは運用型広告のため、予算や配信内容を自由に変更可能で低予算からスタートできることが大きな特徴です。
TikTok
TikTokは、10代から20代の若い世代のユーザーが中心となっている動画投稿・閲覧に特化したSNSです。
ユーザーはランダムに流れてくる動画を自由に閲覧することができ、TikTok広告は一般の投稿に紛れて配信されるので広告色が感じられずネガティブな印象を与えないようになっています。
また、SNS広告について分りやすくまとめた記事は下記からご覧いただけますので、併せてお読みください。
SNS広告代理店のおすすめ5選
では、SNS広告代理店のおすすめを紹介します。
代理店ごとに特徴などが異なるため、自社に合った代理店を選ぶようにしましょう。
株式会社メディックス
Facebook広告、Instagram広告、LINE広告、Twitter広告の運用が可能な代理店です。
メディックスはリスティング広告やディスプレイ広告などの運用も可能で、丁寧なヒアリングによる提案から運用までをおこなってくれます。
「株式会社メディックス公式HP」https://www.medix-inc.co.jp/
株式会社グラッドキューブ
Facebook広告、Instagram広告、Twitter広告、LINE広告に対応している代理店です。
特にFacebook広告に強みを持ち、Facebook広告の認定資格保持者が集められた専門チームが運用を担当します。
「株式会社グラッドキューブ公式HP」https://www.glad-cube.com/
株式会社ココラブル
Facebook広告、Instagram広告、Twitter広告、LINE広告が運用可能です。
ココラブルでは、独自のノウハウを活かしてスピーディな運用をおこない高い成果に繋げます。
「株式会社ココラブル公式HP」https://www.cocolable.co.jp/
株式会社プロモスト
Facebook広告、Instagram広告、Twitter広告、LINE広告に対応しています。
プロモストは4大SNSの特徴を捉え、それぞれに合った運用を提案してくれる代理店です。
「株式会社プロモスト公式HP」https://www.promost.co.jp/
株式会社キーワードマーケティング
Facebook広告、Instagram広告、Twitter広告、LINE広告の運用をおこなっています。
SNS広告運用を成功させるための即時のマーケティングメソッドを提供しているキーワードマーケティングは、1,376社・150の業種以上の支援実績を持っています。
「株式会社キーワードマーケティング公式HP」https://www.kwm.co.jp/
SNS広告代理店を利用するメリット
ここで、SNS広告代理店を利用することで得られるメリットを3つ紹介します。
プロのノウハウを使ったSNS広告の運用ができる
SNS広告代理店は、SNS広告に対して専門的な知識を持って運用をおこなうプロの集まりです。
SNS広告代理店を活用することでプロのノウハウを活かしたSNS広告代理店広告の運用ができ、高い効果が期待できます。
SNSごとに分析方法や特徴も異なるため、自社ではできない運用方法を提案してくれます。
また、明確な実績があるSNS広告代理店を選べばより質の高いサポートを受けることができるでしょう。
業務時間を有効活用できる
SNS広告の運用には、手間と時間がかかります。
知識がないところからはじめようとした場合、想像以上に時間がかかってしまい業務に影響が出たという担当者の方も少なくないでしょう。
そこで、SNS広告代理店に運用を任せてしまえばSNS広告の運用に大きな時間を割く必要もなくなり、担当者の負担が軽減されます。
リスクを低減して効果を出しやすい
SNSを利用する際に注意が必要なのが、投稿による炎上です。
一度炎上して注目を浴びてしまうと落ち着くまでに時間と労力がかかってしまい、最悪な場合ネガティブな印象がユーザーに残ってしまうケースも考えられます。
SNS広告代理店を利用していれば、そういったリスクを避けた投稿内容を制作できます。
また、万が一炎上が起きてしまった時でも、すぐに広告の配信を停止するなどスピーディな対応ができます。
SNS広告代理店を利用するデメリット
SNS広告代理店を利用することで大きなメリットが得られることが分りましたが、デメリットも考えられます。
ここで2つのデメリットを紹介しますので、実際にSNS広告代理店の利用を検討する際には注意しましょう。
SNS広告代理店の利用には費用がかかる
SNS広告代理店に依頼するには、手数料がかかります。
SNS広告運用にかかる費用に加えて代理店手数料を予算に組み込む必要があるため、広告費に全ての予算をかけることができなくなってしまうデメリットがあります。
自社にノウハウが蓄積されにくい
SNS広告代理店を利用するとプロのノウハウを使った運用が可能になる一方で、自社内のリソースを確保しにくいというデメリットが挙げられます。
SNS広告を長期で運用すると、その間費用が発生することになります。
最終的にSNS広告の運用を自社でおこないたいと考えている場合は、SNS広告代理店から自社での運用へ切り替えるための準備を計画的にする必要があります。
SNS広告代理店の費用相場
ここでSNS広告代理店の費用相場を紹介します。
SNS広告代理店を選ぶ際には、費用相場をしっかり把握しておくことが大切です。
極端に高すぎる・安すぎるといった場合は、その理由をチェックしましょう。
SNS広告代理店に依頼する際の初期費用
初期費用は無料と有料に設定しているSNS広告代理店があります。
有料の代理店の場合、5万円~15万円程度となっています。
SNS広告自体にかかる費用
SNS広告の費用は、運用するSNS広告の種類や課金方式によって異なりますが、2万~3万円以上はかかると考えておきましょう。
SNS広告にかかる費用については、こちらの記事で詳しく解説していますので参考にご覧ください。
代理店手数料
多くのSNS広告代理店では、代理店手数料は「広告費の20%」と設定しています。
その他にも代理店によって計算方法は異なりますが、手数料の相場として覚えておきましょう。
SNS広告代理店の選び方のポイント
SNS広告代理店を選ぶ際は、自社に合った運用をしてくれるかどうかを見極めることが重要です。
最後に、代理店選びのポイントについて3つ紹介します。
対応しているSNS広告の種類
SNS広告代理店によって、取り扱うSNS広告の種類や得意とする分野が異なります。
自社で運用したいSNS広告が決まっている場合は、代理店に取り扱いがあるかどうかを確認します。
決まっていなければ、なるべく多くのSNS広告の取り扱いがある代理店に相談してみましょう。
費用の明確化
代理店手数料などの費用を明確に提示してくれる代理店は、信用できる代理店です。
また、提示された費用を相場と比較して大幅なズレがないかチェックすることも忘れないようにしましょう。
費用に少しでも疑問を感じた場合は、内訳を確認し不安を解消しておきます。
自社のニーズと実績の確認
自社のSNS広告を運用して得たいことを明確にして、それがSNS広告代理店の実績にあるか確認しましょう。
自社と同じ事業で、規模やターゲットなど共通点が多い他社での運用実績があると成果が出る確実なサポートが受けられます。
まとめ
今回、おすすめのSNS広告代理店を5社ピックアップして紹介しました。
紹介した全ての代理店でも4大SNSと言われるFacebook、Instagram、Twitter、LINEの運用には確かな実績があります。
SNS広告代理店を選ぶ上で重視すべきなのは、自社に合っているかという点です。
また、SNS広告代理店に依頼する際には、コスト面などのデメリットもしっかり把握した上で計画的に利用しましょう。
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